教習所に通う方、運転の苦手な方向けに練習の仕方とコツを伝授します

AT車とMT車

MT車に乗れないアメリカ人


アメリカと日本は自動車文化という点で共通点が多いようです。その最たるものは、AT大国であるということ。アメリカでは広大な国土がイージードライブ向き。日本では信号の多さと渋滞による発進停止とノロノロ運転の連続。こうした道路事情から、AT車が好まれているという部分で共通しています。次の記事をご覧ください。

 

専門誌や専門WEBの記者でさえまともにMTを操れない人が多い

 

アメリカ人がMT車に乗れないという話は、本当だ。なぜなら、アメリカでは運転免許を取る際にMTの練習をまったくしないからだ。
アメリカでは50州それぞれのDMV (運輸局)が道路交通法や道路車両運送法について独自の法案を持っている。そのため、州によって運転免許取得の年齢などの条件が大きく違う。ただし、免許の取得方法については筆記試験と実車による走行試験が行われ、その内容は50州でほぼ共通だ。

この走行試験は、DMVの各支局に自らクルマを持ち込んで望む。DMVが準備する車両はなく、親や友達からクルマを借りてきて、それを使うというなんともアメリカンな発想だ。こうしたクルマはほぼ100%がATなのだ。

また、ご存じの方も多いと思うが、アメリカには基本的に教習所はない。ドライビングレッスン業者はいるのだが、ほとんどの人は親が隣に乗って自習をする。日本では30万円近い授業料を支払って教習所に通うのは一般的で、運転免許試験場での”一発チャレンジ”で合格することは極めて難しいのは、皆さんご承知の通りだ。それと比べると、アメリカの運転免許は、なんも”雑”だ。

実際、筆者はこれまでカリフォルニア州とテキサス州で運転免許証を取得しているが、DMVでの走行試験の内容は、かなり甘い。(中略)

一方で、アメリカでは高齢者は当然、運転の楽なATに乗るのが当たり前。さらに言えば、大手の自動車雑誌や自動車ウェブサイトの記者でも、”まともにMTに乗れない人”をよく見かける。広々した国土を、ゆったり気分でクルージングするのがアメリカンドライビング。そこにはMTで走るという発想が生まれないのだと思う。

引用元;WEB CARTOP(2017年12月13日 )

 

記事にあるようにアメリカでは、日本と同様にMTは少数派です。日本の何倍もの広さの国土を持つアメリカでは、1人に1台車を所有することが当たり前。広大な直線道路を何時間もクルージング。そして、都市部に入ると慢性的な渋滞。それがアメリカの日常的な道路環境です。そんな中で、仮にMTであってもほとんどギアを手動で変速する意義がないのが実情です。

モータースポーツでも、直線を猛然と加速するドラッグレースが盛んだったり、オーバルコースを周回するインディ500が人気です。つまり、加減速やコーナリングを繰り返す場面が少ないものが中心。F1やWRCが人気の欧州や南米とは対象的です。

こうした理由で、アメリカではAT車が中心ということになっています。日本の場合もアメリカとの結びつきが強い外交上の関係と、渋滞がちな道路事情も相まって、同様にAT車が中心的になっています。

一方で、このアメリカを中心とした北米およびその関連国(日本も含め)以外の場所においては、MTが支配的です。おおむね、F1やWRCが人気の国(つまり世界で転戦する国)ではMTが一般的です。2ペダルの高級車であっても、MTをベースにしたDCTなどが好まれます。変速感に乏しいトルコン式ATや、CVTといったトランスミッションは、あまり人気がありません。

世界にMT車が存在している限り、仕事など何らかの理由でMT車を運転しなければならない可能性が残ります。したがって、新たに免許を取得しようという方は、MTで取得しておいた方が良いでしょう。

AT限定免許と普通免許

このページの目次

 

●普通免許の種類と違いは?
運転免許には、普通自動車免許と、普通自動車免許(AT車に限る)という2種類があります。後者がいわゆるAT限定免許です。普通免許という点では同じですが、車に搭載されているトランスミッションによっては運転することができません。
普通免許・・・MT車+AT車(広義のAT車)
AT限定免許・・・AT車(広義のAT車)

●AT限定免許で運転できるのはどんな車?
AT限定免許ができた当時は、MT車の他にはAT車しかありませんでしたので、名称もAT限定となっています。しかし、現在では構造上はほぼMTの車であっても限定免許で乗ることができるタイプも増えています。例えば、AMT(スズキのAGSなど)やDCT(VWのDSGなど)は構造上はMTですが、自動化されているため運転免許の上ではATとして扱われます。

簡単に言えば、2ペダル(アクセルとブレーキ)の車はATとして扱われ、3ペダル(上記+クラッチ)の車はMTとして扱われます。

●AT限定なのにMTを運転したらどうなる?
AT車に限るという条件付き免許であるにも関わらず、MT車を運転してしまうと、免許の条件違反ということで行政処分の対象となります。AT車に限る、という条件の他に中型車免許の8tに限るというものや、眼鏡などといった条件欄に記載された条件を守らないと、同様に行政処分の対象となります。

●もし間違えてMT車に乗ってしまったら?
AT限定の方が、間違えてMTを運転してしまって事故などを起こすのは少し考えにくい事態です。何の予備知識もなければ、発進がうまくいかずエンストするので、大きな危険性は無いでしょう。むしろ、普段乗り慣れないタイプのAT車(ハイブリッドやEV、クリープのないDCT車やコマンド型シフトの車など)で、踏み間違いなどによる暴走の方が重大な事態を招きます。ちなみに、私有地内であれば、限定免許の方がMTに乗っても咎められることはありません。

●AT限定からステップアップするには?
AT限定を解除する方法が考えれます。限定解除の教習を受けて規定の教習を修了することによって、MTも含めたすべての普通自動車を運転できるようになります。教習所により異なりますが、数万円の費用と5コマ程度の技能で可能となっています。

●限定で諦めなくてはいけないことは?
上記で解説した通り、AT限定免許と普通免許の違いは、MTに乗れるかどうかという点だけですが、将来的に限定されることも多数あります。

  • 自動車メーカー
  • 自動車ディーラー整備、販売士
  • 自動車工場
  • 駐車場管理
  • 陸運、陸送業務
  • 海外赴任(海外での車所有)
  • 旧車趣味、ほか

MT車に乗る方がいる限りは、これらの場面で限定免許では限りが出てきます。自動車関連の仕事は、限定免許でも可能な職種もありますが、MT車が存在する限り、動かせないのは不利です。またホテルやフェリーなど多数の客車を扱う商売も限りができます。海外でもレンタカーはMTが大半ですし、海外で社用車に乗る場合でもMTばかりという国が多くを占めます。海外赴任が決まってから慌てて、忙しい仕事の合間を縫って限定解除のために教習所に通い直している方も意外と多いのです。また、デザインに惹かれて旧車を趣味にするというのも、AT限定免許では難しくなります。

●限定免許と普通免許、どちらにすべき?
ATをはじめとした2ペダル車が、現行の大半の車種を占めているのは確かです。しかし、MT車が存在する限りは、運転をする機会がゼロにはなりません。また、MTの操作を一度覚えてしまえば、その後ブランクがあっても、数時間で再び乗れるようになります。さらに、手動でギアとクラッチを選択・操作する経験を持つことによって、ATやDCT、CVTといったトランスミッションの良し悪しを感覚的に評価することができるようになります。これは、AT車で燃費の良い運転をするに当たっても有利に働きます。したがって、初めて免許を取得する段階では、限定免許ではなく普通免許を選択することをお勧めします。

AT車のデメリット

近年のAT車はロックアップ機構(※1)も進化したり、MTをベースにしたDCT(※2)なども登場したりして、MTよりも優れたトランスミッションになったと考えている方も多いようです。しかし、実際にはMTよりも上位のトランスミッションは未だに開発されていません。MTの唯一のデメリットと言えるのは、習得を必要とする(もしくは、パフォーマンスがドライバーに依存する)という一点のみです。新しく登場してきた2ペダルのトランスミッションは、いずれも、部分的にはMTを超える点があるものの、全体のバランスでは「自動化によって失ったもの」の方が多いというのが現状です。その一部を、書籍から引用した文章でご紹介します。

※1 AT特有の損失の多い流体クラッチを迂回して、駆動系を直結する仕組み
※2 2組のクラッチ板により変速時間を極限まで短くしたMTベースのトランスミッション


ーアクセルペダルは第二のハンドル、という説明をしてもらいましたね。以前。
「ところが。多くの国産AT車が典型的にそうですが、アクセルペダルの踏み込みをスッと戻してもまともにエンジンブレーキが効いてくれないクルマがあります。トルクが反転してショックが出るのは安モノのクルマというイメージがあるのか、減速Gがスッと出ないようにしてあります。最近は燃費の関係でもそうしているのかもしれませんが」
ーはい。
「そういうクルマの場合、さっきのような旋回をしている際のラインの修正は舵に頼るしかありません」
ーそういうことになりますね。ものすごく穏やかに、かつ素早くきらないといけないという、上級編。
「しかもそのハンドルが、操舵系の剛性が低い。センター付近がアイマイ。さあ、どうします!?」
ークルマのせいでマトモな運転ができない、といいたくなりますね。そうでなくても、コワくなります。 (中略)
「アクセルペダルによる速度の管理については、MT車ならなんの問題もなく第二のハンドルが使えます。AT車でも、欧州車はそのへんがちゃんとできています」
ーはー。
「なかでも特によくできていたのは、BMWのX6のアクティブハイブリッド。それと、997だったと思いますが、ポルシェ911のPDK。満点とはいいませんが、なんの気づかいもなく思い通りに速度を管理できました」 (中略) 「国産のAT車だと、グロリアのトロイダルCVTがよかったですよ。それとマツダのCX-5の6AT。あれだったら、MTじゃなくても大丈夫。糠平湖の氷上コースでも、あれだけ上手く速度コントロールができましたから」
ーんー。やっぱCX-5、いいですか。 (中略)
「そういえば、マツダ・アテンザのMT車が人気だと聞きました」
ーはい。当初の想定からすると、トンでもない数の受注があった、という話は聞いたことがあります。
「扱いやすいクルマを求めているユーザーがそれだけたくさんいる、ということではないでしょうか。」
ーそうかもしれません。

引用元;「四輪の書」P222

 

 

この記事にもありますが、エンジンやボディ、足回りは非常によく出来ている車であるにも関わらず、ATやCVT、DCTを採用したことによって残念なフィーリングになっている車が多数あります。

特にBMWやスバルなどの中で、スポーティさを売りにしたモデルではそれが顕著に表れていて、アクセルを踏んだ時のレスポンスに難があります。具体的には停止からの発進や、減速後の再加速といったシーンで、アクセルを踏み込んだ時の挙動がドライバーの意図するものとは違う、もしくはワンテンポ遅れることが良くあります。これは他のAT車でも見られる、自動変速ならでは限界点です。その証拠にマニュアルモードで手動変速すると、これらの「機械の迷い」のような挙動は出ませんので、アクセルペダル(スロットル)のセッティングの問題ではなく、トランスミッションの問題です。

他のモデルであればさほど気になるものではありませんが、スポーティさを売りにするモデルでこのような挙動が出ると気になる人が多いでしょう。反応がダイレクトではないため、ついアクセルを踏みすぎになり結果として燃費も悪化してしまいがちです。MTさえラインナップにあれば、このようなことは起こりません。また、「マニュアルモードで変速できるから良いのでは?」と考える方もいるかも知れませんが、MTの代わりにはなり得ません。ベースがDCTでもATでもCVTでも、マニュアルモードと通常のオートマチックモードはシームレスに変わるため、MTのようにミスにつながるような変速は許可されませんし、手動変速を前提としていないため、節度感の乏しいインターフェースによって、誤変速も起こしやすいものです。まめに手動変速する前提なのであれば、はじめからMTを選ぶべきでしょう。

記事にあるように、マツダ車には多くの車種にMTの設定があります。そして、初心者にもやさしい、操作のしやすい工夫がたくさんありますので、MTに尻込みしている方も、ぜひ一度MTで試乗をしてみてはいかがでしょうか。

MT、AT、CVT、DCTの市場シェア

日本ではAT車(※)が現在新車販売される車種の90%以上を占めています。また、日本の自動車メーカーが軸足を置くアメリカやアジアの一部もAT車が主流であるため、AT車が標準的なものでると認識している人が多くなりました。

※いわゆる2ペダル車で、AT限定免許で運転できるAT、CVT、DCT、AMTなどを全て総称して、ここではAT車としました

その結果、AT車は新しく優れたトランスミッションだと誤解する方も多くみられるようになりました。ところが、そもそもの世界的なシェアは、MT車が過半数を占めて圧倒しているのであり、AT車を好む地域は非常に限られています。これは、コスト的にAT車を導入できない国が、いまだにMTになっている訳ではありません。そうではなく、積極的にMTが好まれている地域が多いということです。このことは、自動車を生み出したヨーロッパを見ると分かります。大半の車はMT車ですし、女性が運転するタクシーもMT車が普通です。

ここでは、『自動車エンジンの技術』ナツメ社/畑村耕一、世良耕太から、トランスミッションについての記事を引用します。

 

★ヨーロッパでMTが好まれる理由
  1. ダイレクト感を好む傾向がある。
  2. 郊外の一般道を含め、高速で長距離を走る機会が多く、MT、AMT、DCTといった伝達効率の高さに由来する高速燃費のよさが重要。
  3. 燃費向上手段として過給ダウンサイジング※1が普及したため、相性の悪いCVTは採用されなかった。CVTと加給ダウンサイジングを組み合わせると、それぞれの燃費向上効果は足し算にならないのに加え、ラバーバンドフィール※2とターボラグ※3が二重に走りのフィーリングを悪化させる

※1ターボチャージャーなどを利用して、一回り小さなエンジンで実用パワーを出す取り組み。小型化、軽量化できるため、燃費向上やデザイン自由度が高まる。
※2アクセルを踏んだ量と、加速感が比例しないような運転感覚。CVTやATでは、エンジンの回転をタイヤまで伝える間においてロスが大きい。
※3ターボチャージャーでエンジンに負荷を掛けると、ワンテンポ遅れてからエンジン回転が高まるという仕組み上の時間差。

 

なぜヨーロッパでは、このような傾向があるのでしょうか。ヨーロッパの人たちにとって、クルマという存在は遊牧時代から続く、DNAに刻み込まれたかのような特別な存在なのだそうです。移動手段でもあった家畜と、その管理役を担っていた犬などのペットの存在は、ただの愛玩動物である日本でのペットとは存在感が違うようです。日本人にとっての「お米」を想像すると分かりやすいのかも知れません。そのこだわりは、アジアの一員である日本人からすると計り知れないほどで、運転技術についても一家言ある方がほとんどです。彼らにって、車の運転とは、エンジン回転とタイヤの回転をコントロールすることに他なりません。エンジンの回転と、タイヤの回転を決めるのは、まさにトランスミッションの仕事であり、そこをコンピューターが代行するというのはあり得ない、というのがその意見です。興味深かった例えは、「ピアノが自動演奏の時代になっても、私は指で弾く方がいい」というものです。欧州の人のメンタリティが垣間見れる気がします。

また、同記事では、CVTについても触れられています。
以下、一文を引用します。

マーケットの環境によって主流となるトランスミッションは異なる。CVTが普及しているのは日本だけだ。

このように、CVTは特に日本で好まれているトランスミッションです。日本のモード燃費に合うため、カタログで良い数値をうたいやすいというそのがその理由です。また、運転感覚として、ダイレクト感よりも段付きショックのない加速を好む傾向があるのも、理由のひとつでしょう。

CVT車は実際に運転すると、上手な人のMT車よりも燃費が悪いのが実態です。ところが、MT車を運転する機会が少なく、カタログや雑誌の燃費数値のみを見て、優れた仕組みを備えた車だと勘違いしてしまう訳です。MT車はこれからも世界的には最も一般的なトランスミッションです。ドライバーが技術を身につける必要がある、という点を除いては、走行性能、燃費、整備性、重量、価格、これらのバランスを見ると最も優れたトランスミッションがMTです。エンジンとトランスミッションは、切っても切れない関係にあります。せっかくの良いエンジンも、ロスが多く、フィーリングの悪いトランスミッションを搭載している車は、下のクラスのMT車よりも運転の質が劣るということが良くあります。

完全なEV(電気自動車)になるまでには、相当な時間が掛かりますので、HV(ハイブリッド)としてエンジンとトランスミッションとは共存していく必要があります。また、伝達機構や操作がどのようになるかは不明ですが、完全なEVでもトランスミッションを活用する可能性もかなり高くなっています。従って、自動車運転操作の基本である、MT車を覚えられるように、教習所ではMTコースを選択することをお勧めします。

 

nob.jpgのサムネール画像

日本では新車のほとんどが2ペダル車となり、MT車は探すのが難しいほどの現状となっています。このことから、2ペダル車こそが新しくて優れた技術であり、MTは古い懐古趣味的なものである、という論調すら見られます。

ところが、世界的には事情が全く異なります。トランスミッションのトップシェアはMTであり、今後20年以上の間もトップシェアはMTであり続けるというのが専門家の予測です。つまりAT車を中心とした2ペダル車が過半数を占めるのは、日本や北米といった一部地域に過ぎず、「ガラパゴス」現象のひとつとも言えます。

ドイツ・ベルリンでの自動車関連シンポジウムでの発表を元にした、モーターファン別冊の記事を、下記に一部引用してご紹介します。


 


10年後でも年間約5000万台のMT需要があるという予測は、ごく当たり前に存在する。この点も忘れてはならない。』

 

世界の変速勢力図では、まだ主流はMTである
(中略)
変速機シェアでまず特徴的なことは、MT(マニュアルトランスミッション)車販売台数が15年実績と25年予測とでほとんど変わらないことだ。全体の3分の1強は8年後もMTという予測である。
(中略)
結論を言えば、2025年でも変速機の世界的最大勢力はMTであり、ステップATとDCT、そしてCVTが相応の分担をする。』

引用元;モーターファン別冊

 


 

この通り、世界では確かにMTが主流であり、今後もそれは続くということです。ではなぜ、日本では「面倒くさい」と考えられることも多いMT車が、世界では好まれるのでしょうか。それは、第一に、「燃費とパワーが、2ペダル車よりも優れる」という点が挙げられます。

 

●トランスミッション平均効率

MT 92%~97%
DCT 90%~96%
AT 79%~87%

※DCTは乾式のもの。湿式のものはさらに効率が落ちる。

 

上記のように、主な機構がMTと同じであるDCTは、かなりMTに迫っていますが、MTを超えることはありません。上記にはありませんが、CVTはさらに落ちます。ではなぜ、ATやCVTの方が、燃費が良いとされているのか。これには、燃費試験のカラクリがあり、詳しくは触れませんがカタログ燃費が良く見えるような特性があるからです。実燃費では、上記のトランスミッションの平均効率が高い順、つまりMTが最も燃費が良くなります(ただしMTはドライバーの技量に依存します)。さらに、トランスミッションの平均効率は、出力、つまりパワーにも大きく影響を及ぼします。同じ条件の同じ車種で、ATとMTがあるなら、MTの方がパワーがあることになります。

このほかにも、軽量さや整備性の良さなど、MTには多くのメリットがあり、トランスミッションの完成形として選ばれるべき理由がある訳です。
MTに乗るべき20の理由

さらには、上記で紹介したモーターファン別冊でも特集されていますが、MTにも新たな技術がどんどん投入されてきています。先進安全技術とも相性の良いMTというのも開発されつつあり、さらなる進化を遂げる見通しです。


このような状況を俯瞰すると、免許はやはりAT限定ではなく普通免許を目指すべきではないでしょうか。教習所ではMTコースを選択しておくことによって、将来海外に赴任することになっても、教習所にもう一度通い直す必要はなくなります。「運転技術が求められるから、MTは不安だ」という声も耳にしますが、むしろその「技術を学ぶ」ために教習所に通う訳ですから、しっかり学んでおけば全く問題ありません。汎用性の高いMTも乗れる普通免許を、ぜひ目指しましょう。

 

▼MT車専用サイト
教習所では教えない[MT車を 3日 で完全攻略する裏技]

mt_coverpage1.jpg mt車攻略マニュアル

 

MT車・AT車に関するこちらの記事も合わせてお読み下さい。

 

ATよりもMTが優れている点

米国Yahoo!に掲載された、MT車に関する記事をご紹介します。 非常に長い記事ですが、とても詳細に書かれた分かりやすい記事ですので、全文を翻訳してご紹介します。

背景として、米国では日本と同様にAT車が90%以上を占めていて、MT車は台数として少数です(欧州や南米・中東・アフリカではMTが支配的)。その米国の中にあっても、年代を問わずMTを好むドライバーは一定数いて、車に関する記事を寄稿するウィル氏もその中のひとりです。

【MT車に乗るべき20の理由】
1.海外に行ったときに運転できる
2.より燃費が良い
3.自分でエンジンスタートできる車!
4.死の危険を回避できる
5.MT車は一般に安く購入できる
6.維持費が安い
7.修理が簡単
8.よりパワフル
9.窃盗団もお手上げ
10.MTはクール!?
11.運転が楽しい
12.「車を貸して」と言われない
13.エンジンブレーキ
14.一生役立つスキル
15.長寿命のトランスミッション
16.山道では安全でストレスフリー
17.どんなコンピュータでも手動に勝るとは限らない
18.リスペクト(気遣いしてもらえる)
19.運転中に居眠りしにくい
20.(車種探しに)我慢強くなる

 

以下、引用

 

■MT車に乗るべき20の理由

燃料ばかりにコストを掛けるのは最悪です。それならむしろ、街へ出かけて行き交う人を眺めていた方がましです。ガソリンを入れて、ただ漠然と運転することが楽しいこととは思えないのです。

幸運なことに、想像しうる中で最もつまらない時間を、楽しく過ごす方法は実際あるのです。マニュアル車、MT車、ミッション車、どのように呼ぼうが構いませんが、ギア選択をあなたの支配下に置ける車さえあれば。

ほんの数十年前までは、ほぼすべての車がMT車でした。だからこそ、MT車は標準車(訳者注;日本では普通免許の呼称あり)と呼ばれることがある訳です。ほとんどの車種では、数世代前に遡ればMT車だった訳ですから。しかし、今日ほとんどの人(つまりアメリカ人)は、車内でスマホ操作に忙しいですし、ビックマックをほおばるのに忙しくて、ギアチェンジどころではありません。面倒くさいですか?もしあなたも、運転中に他の何かに掛かりっきりになっているとしたら、それはあなた自身の考え方を「シフトチェンジ」するべき時なのかも知れませんよ。

最近車を購入しましたが、選んでいる段階のとき、手動のラジオが搭載された車を探すのに苦労しました。私は「手動のラジオ」の車でないと運転する気がしません。誰もが、もう諦めてAT車を買うようにとお節介な言葉を掛けてきましたが、ATに「しない」理由はたくさんあるのです。燃費が良いからだけではありません。確かに、最初に思いつくメリットと言えば燃費ではありますが。とにかく、MTを探すと誓ったのです。

以下にリストアップしたのが、誰かに「MTを諦めろ」と言われたときに私が伝えているものです。確かに、MT車を探すのに多少時間は掛かりましたが、自分自身の考えを崩さないだけの時間はありました。おそらく、ネット上でMT派が示すものとして、最も分かりやすいものではないでしょうか。これ以上、余計な議論を呼ばないように、なぜ誰もがMTを運転すべきなのか、これから理由を示しましょう。


【MT車に乗るべき20の理由】

1.海外に行ったときに運転できる
もしあなたが北アメリカ在住であれば、MT車に乗るのは非日常でしょう。CNNによれば、たった4%の新車しかMTを提供していないそうです。ところが、多くの国において、MT車はごく一般的です。海外では、いい大人なのにクラッチも操作できないとなると、笑いものになるでしょう。さらに、どうMTを操作するのか分からないということは、その国で道路を進むのに非常に大きな危険を伴うことになります。現地に行く前に学んでおくしかないでしょう。

幸いなことに、MT車は地球上のどこにいっても同じMT車です。運転操作の仕方も、母国で学んでおけばどこでも通用するのです。もしハンドルの位置が左右違っていたとしても、シフトレバーの位置やペダルの位置はまったく一緒です。ただ、運転席の位置が違う、という程度の差です。ですから、MTを運転できれば、ケンタッキー(KFC)のチキンバケットを買いにドライブスルーまで車を出すのすらぎこちないような、下手な人だとしても、ギアチェンジしながら国を横断することだってすぐに慣れるのです。そして、アメージング・レース(米国の人気TV番組)を見た人なら準備はOKです。番組内で、あるチームがやってしまったように、車のギアを入れられないばかりに1億円ゲットならず、なんてことにはならないでしょう。

2.より燃費が良い
既に述べたように、普通はMT車に乗れば燃費は良くなります。なぜなら、トランスミッション自体の重量が軽い(車重が軽い=燃費が良い)ですし、シフトチェンジ中はニュートラルに入り燃料はさほど使いません。停止する際は、コースティングといって、惰性で走行することもできます。私の三菱エクリプスは5MPG(訳者注;マイル・パー・ガロン、つまり1リッターあたりの走行キロ数と同じ概念)も同じ車種のATよりも燃費が良いです。これは、MT操作を楽しんでいるだけで19%も燃費が良くなることを示しています。そして!お金の節約も簡単です。これはもはや、MTを運転することでお金をもらえるようなもの。あなたの車種のAT、MTの燃費の差を、便利なサイトfueleconomy.govで調べてみてください。

3.自分でエンジンスタートできる車!
バッテリーが弱ってしまって、まだ交換したくない?それが山道のまん中で、バッテリーを分けてもらえる相手もいない?大丈夫です。MTなら、エンジンを掛けるのにバッテリーは必ずしもいりません。単純に、押し掛けをすればよいのです。車を押してくれる仲間に頼るか、下り傾斜なら一人でも大丈夫です。ひとたび動けば、ギアを入れて、クラッチを入れましょう。すると、ほら!いつも通り走れます。多少傾斜がついたところでは、坂の上側に停めておくクセをつけると良いでしょう。
ただし。新しいバッテリーを買うという方が、今は簡単で良いでしょう。例えばコストコのバッテリー本当に安く手に入りますし、今や有名な返品保証まであります。コストコのメンバーシップについては、こちらの記事をどうぞ。
http://www.firstquarterfinance.com/costco-membership-fee-worth-it-break-even/

4.死の危険を回避できる
MT車を所有するということは、常に運転に集中せざるを得ないということです。街乗りで、スマホを片手に運転することも、ビックマックを手にして運転することもできません。多くの方は、「運転中にスマホなんて見ないだろ」と言いますが、MT車に乗ると、その言葉どおりにならざるを得ません。それでも、やろうと思えばMT車でも、ながらスマホの運転ができるかも知れませんが、それはもはや下手なダンスを踊るようなもの。下手なダンスというのは、自分自身が嫌になって自らやめるものです。もしあなたが親ならば、子供にMT車を与えることを考えてみてはどうでしょうか。携帯電話に夢中になって事故に遭う可能性はグッと低くなります。

MT車の運転中は、両手も両足も常に動かします。つまり、エコノミー症候群のように、いわゆる手足のこむら返りや、血栓が出来ることによる脳梗塞などが、運転中に起こりにくいということを意味します。確かに、これは極端な例かも知れません。しかし、正直に言うと、手先や足先を動かすことは非常に大切なのです。そして、特に高齢者にとって、同じ姿勢で長時間体を動かさずに座っているだけという状態は、血栓が出来るリスクを高めるのです。

5.MT車は一般に安く購入できる
誰もが便利なものを買いたがるのは当たり前です。これは、人々がAT車に目が向くことを意味しています。これに伴って、MT車はといえば、製造コストが安く済みます。幸運なことに、これらの要因によってMT車は新車でも中古車でも安くなっています。高くなりがちなATではなく、MTを選ぶというだけで多くのお金を節約できるのです。彼らの損は我々の得という訳です。

6.維持費が安い
どれだけコストが安く済んでいることでしょう。MT車はガソリンを消費しないだけではありません。MT車の場合、AT車のように高価なガスケットやオイルフィルターキットが不要です。ATフルードが高価なため、これは大きな違いです。私の車での1クォート(訳者注;約0.95リットル)あたりの単価は12ドルほどでした。そして、これを6クォートも買わなければいけなかったのです。なぜなら、私の車は5.1クォート指定だから。まったく、ミツビシ車と来たら!

MT車ならばミッションオイルの交換は簡単です。プラグを抜いて、捨てる。以上です。AT車の場合は、極小のボルトをすべて外していき、オイルパンとフィルターを苦労しながら下しつつ、熱湯と化したオイルが自分にこぼれてこないように注意しなくてはいけません。もし自分で交換しないのであれば、整備工場ではMTより確実に費用が高くつくでしょう。自分自身の手間となるか、誰かに頼んでコスト高となるかのいずれかであり、交換作業の煩雑さ自体は変わりません。

7.修理が簡単
MT車は製造そのものが他のトランスミッションよりも安上りです。維持も安上り。修理することも、もちろん安上りです。日が出ている間であれば、私は自分の手で車からトランスミッションを下すことができます。でも、ATとなると、そのように言い切る自信はありません。トランスミッションの交換となると、MTの手間の無さは際立っています。費用も、複雑な機構のAT車比べると極めて安く済みます。さらに、AT車はブラックボックスとも言えるほど素人には手を出しにくいもので、簡単な修理すら容易ではありません。MTならとてもシンプルです(といっても、疲れることは間違いありませんが)。

8.よりパワフル
ATでは、大きなドライブトレーンにおけるロスが発生します。ですから、エンジンが同じであれば、ATよりMTの方がより多くの力をタイヤに伝えることができます。(訳者注;近年のATではロックアップ時間が長くなったり、DCTも登場したりして進化していますが、それでもMTは越えません)MT車を運転すると、15%ルールが適用できます。MTはATよりも15%多く馬力を生む。ATはエンジンのパワーを奪うのです。「馬力」ということを考えると、AT車を運転することは、何頭かの「ポニー」を失っているようなもの。もし、パワーアップしようとして車をチューニングするなら、MT車を買う方がよっぽどコスパが良い訳です。ちょっと考えてみてください。多くのお金を掛けてATを速くしようとしても、お金を掛けていないMTよりほんのちょっと良くなる程度でしょう。

9.窃盗団もお手上げ
北米ではMTは一般的ではありませんから、若い窃盗団は運転の仕方を知りません。言ってしまえば多くのアメリカ人も知りません。つまり、盗難しようとしても、おそらく諦めてそのまま立ち去り、次のターゲットへと向かうはずなのです。もし頑張って奪おうとしたら?失敗して、逃げ出すでしょう。混乱しながら。実際、MT車は盗難のリスクが非常に低いものです。カー用品店のセキュリティシステムがどれだけ高価が見てください。MTにする。その方が安くて確実です。

10.MTはクール!?
MT車に乗るのはシンプルに言ってクールです。ヒール&トゥなどのテクニックを使う人もいますし、ただのシフトチェンジが技術の競演のようになります。AT車は誰でも運転できます。面白いことに、イギリスではAT車ドライバーの大半は身体に障害のある方か、年配の方が占めているようです。納得です。ただ、ヒール&トゥを公道でやるのは、きちんと習熟していないと安全とは言い切れないので注意してください。

11.運転が楽しい
ギアを上下左右に動かしたりするようなことは、多くの方にとって楽しいものです。なぜ楽しく感じるのか、正確には分かりません。ドライバーと車が一体になったかのように動くからでしょうか。もし望むなら、車をドリフトさせるのはずっと簡単です。馬力は高いですし、車重も軽く、コンピュータではなく手動でギアを選ぶ。これはすごく運転していて楽しいものです。ドリフトのきっかけをつくる3つの方法はこちら。
https://www.scion.com/scionracing/9799/cars/3-different-ways-to-initiate-a-drift-by-fredric-aasbo/

12.「車を貸して」と言われない
クルマ泥棒はMT車の運転の仕方を知らないと言いましたね?あなたの友人もきっと同じでしょう。もし面倒くさがりの友人が「車を貸して」と言ってきても、嫌だと言う必要はありません。単純に「MT車だよ」と言えばいいだけです。私は数週間前にこの手を使ったばかりです。私は彼に「MT車だぞ」と言うと、「ああ、そっか。まぁ、ありがと。」という感じで終わりました。

13.エンジンブレーキ
もし素早く止まる必要があるなら、ブレーキを踏みながらシフトダウンをすることができます。これなら、AT車でブレーキを踏むだけよりも、はるかに素早く速度を落とすことができます。これは、フットブレーキとエンジンブレーキを併用することができるからです。安全第一。これが13番目です。

14.一生役立つスキル
MT車の乗れることにプライドを持っている人もいます。結局のところ、これはスキルと呼んでも良いものです。自分が持っているスキルとしてストックしておけます。もし毎日MT車を運転しなかったとしても、MTの運転方法を学んでおくことを私はお勧めします。いつかこのスキルが役立つ時が来るかも知れません。

15.長寿命のトランスミッション
ふつう、MTの寿命はATよりも長いとされています。ほとんどのATは20万キロに達する前に不具合を生じます。加えて、MTの場合はトランスミッションが弱ってくると、完全に壊れる前に、ふつうは何らかの兆候が見て取れます。一方でATの場合は突然滑りが生じてドライバーは茫然とするしかありません。私の兄弟が所有する三菱3000GTのMTは、壊れそうな兆しが見えてから、かれこれ5年が経ちます。シンクロは摩耗してきていますが、まだギアは生きています。もし彼の車に搭載されるトランスミッションがATであれば、新しいトランスミッションにすぐにでも交換しなくてはいけなかったはずです。でも実際は、彼はMTをあやすように乗りこなしていて、一銭も使っていない訳です。

16.山道では安全でストレスフリー
AT車で山道を運転していると、車は、どのギアが最適なのかを把握するのに苦労しています。私がAT車で山道を運転している時は、こういう感じです。「また間違えたぞAT!いつシフトチェンジするのかも分からないのか?ちゃんと前を見ろ!いまシフトアップしたけど、すぐ先は上り坂だ。あぁバカ。自分で自分を痛めつけたいのか?いまシフトダウンだろうが。あぁ、また。こんなギアチェンジでエンジンをオーバーヒートさせないでくれよ!」そうです。すぐ飽きてしまうのです。AT車に乗ると。

AT車は、ODオフボタンを押しても、どこまでギアを下げればよいか迷っていることがよくあります。MT車であれば、目の前を見るだけで次にどんな道路が来るか分かりますから、その通りにギアを選べばよいだけです。AT車はシフトアップとシフトダウンを絶え間なく繰り返します。これは寿命を縮めます。ゆっくりとトランスミッション自身の寿命が縮んでいる訳です。悲しいことです。

下り坂を走るときは、エンジンブレーキが役立つものです。AT車でブレーキを使いすぎて高温になってしまうのは危険ですし、トラブルになれば高くつきます。MT車であればいつでもエンジンブレーキが減速を補助してくれます。MT車に乗れば、ブレーキパッドやブレーキローターといった消耗品も長持ちするということを意味します。これはとても助かることです。

17.どんなコンピュータでも手動に勝るとは限らない
私はかつて親の車であった旧車の98に乗っていました(燃費を倍増させることができたので、きっと良い車だったはず)。その運転はとてもイライラするものでした。なぜなら私の住む町ではほとんどの道路が45キロ制限だったからです。その車はATで、走り出して46キロになると自動でトップギアに入ります。従って、スピードをさらに上げるか、45キロに収まるようにシフトダウンするかということになるのですが、すなわち速度超過違反するか、レブリミットまでエンジンを回して燃費をガタ落ちさせるかという選択をせざるを得ない訳です。大したことに聞こえないかも知れませんが、実際運転するとイライラすることなのです。

18.リスペクト(気遣いしてもらえる)
車をお店や整備工場に持っていくと、スタッフはおそらくあなたがMTを追い求めているということが分かります。これは、どんな車を運転するのかを自分が気にかけているということを、周りに示しているとも言えます。スタッフは、あなた自身に対しても車に対してもリスペクトを持つ(気を遣う)に違いありません。またMTを運転できないような経験の浅いメカニックは、まずあなたの車の整備を担当しないはず。経験を積んだ熟練のメカニックがあなたの車を診ることになるという訳です。

19.運転中に居眠りしにくい
ある程度慣れてしまえば、MTを運転することはATと同じくらい簡単なことに思えるようになります。しかしながら、動作自体はMTの方が多くを要求されます。従って、運転している間、すっかり眠ってしまうような事態は、MTでは起こりにくいのです。ただし、高速道路ではこの限りではありません。トップギアに入れっぱなしで、ATとほとんど動作は同じだからです。

20.(車種探しに)我慢強くなる
MTの運転は我慢することを教えてくれます。台数が少ないからこそ、車の購入の際はより時間を掛けて探さないといけませんし、実際ネットでエクリプス(三菱)のMTを探そうとした際は、おそらく100台は見て回らなければいけませんでした。もちろん私はこの業界のことを知っているため、最新の価格動向を踏まえてかなりお得にゲットすることができました。もしあなたが、すぐにでも車を買いたいなら、すぐに手に入るMT車にしましょう。90年代の大衆車として活躍したシビック(ホンダ)のような車を考えてみると良いのではないでしょうか。

公平を期すため、AT車の方が優れている理由の一覧を作ることを考えました。しかし、それは困難なことでした。私が思い浮かべる限りでは、AT車は「よりラクな」MTの代替手段でしかないからです。しかし改めて述べますが、「簡単だからという理由だけで先に進めるのは本当にいいの?」。MT車の運転を学ぶ方法はこちらの記事をご覧ください。http://www.firstquarterfinance.com/drive-manual-transmission-car/


引用元;
http://firstquarterfinance.com/manual-cars/
米国Yahoo!やハフィントンポストへ記事提供する、ライフハックやマネー情報を中心としたメディアです。


●この記事へのコメント(抜粋)
kipp
ウィルさん、MT車についていい記事でした。正直言うと私はMTは持っていませんが、私も妻もMT車の運転には興味があるんです。でも、うちの両親も一度もMT車を買ったことがありません。ですので、いまの車が壊れてしまう時にはもう一度のこの気持ちを思い出して、思い切ってMTを買うことで運転を覚えられるんじゃないかと思っています。

No More Waffles
kippさん、絶対MT車を買ってみた方がいいですよ。実際は全然難しくないですし、乗ってみるとより運転に集中できますよ。

Nick on google
AT車にたくさん乗ってきましたが、そろそろ飽きてたところです。MTを運転するのは、エンジン回転がそのままタイヤの回転につながるっていうことです。アクセルを緩めた瞬間、速度も落ちますし、踏めば即、加速。そこにはイライラするようなレスポンスの悪さは一切ありません。AT車の運転というのは比較的、運転の楽しみを見いだせない人向けであって、MTのように前進も後退も速度管理もすべてを手の内の管理下に収めたいという人には向かないかも知れません。

 


 

MT車専用サイト
教習所では教えない[MT車を 3日 で完全攻略する裏技]

 

mt_coverpage1.jpg mt車攻略マニュアル

MT車・AT車に関するこちらの記事も合わせてお読み下さい。

 

2ペダルDCTの欠点

DCTは広義にはMTであるものの、アクセルとブレーキの2ペダルだけで操作できるため、日本ではAT限定免許でも運転できます。普段乗りではAT車と同様に、自動変速、発進時のクリープ(クリープ機能付きの場合)によるラクさを享受できる一方、キビキビと走りたい時はパドルシフトなどの変速レバーにより、MTのように好きなギアを選んで走ることができるため、中高級車を中心に搭載が進んでいます。

このようにATとMTの「いいとこ取り」のように思えるDCTですが、デメリットもありますので留意しておきましょう。

  1. 未だ変速時のタイムラグがある
  2. クリープから1速までの低速走行が苦手
  3. 変速によるエンジン特性を学びにくい
  4. 安全装置(動力断絶装置)が1系統しかない
  5. 故障リスクはMTより大きく、修理コストも高い


1)未だ変速時のタイムラグがある
ひとつずつ見ていきましょう。 まず、変速のタイムラグについて。よく知られるように、変速の速度自体はMTや通常のATを凌いで、クラッチを2つ持つDCTが最も速く完了できます。これは手動で1つのクラッチだけで変速をするMTよりも優れていて、タイムを競うレースではDCTが有利です。しかし、問題なのはそこではなく、ドライバーが変速を終える指示をしてから、実際に変速が完了するまでの時間が問題となります。

MT車では、クラッチを踏んでレバーを次のギアに入れますが、ここまでは準備です。ここから、クラッチをつなぐ時が、「変速を終えてくれ」とドライバーが車へ指示する瞬間です。MTではクラッチペダルを介して機械的につながったクラッチ板を動かすので、タイムラグは限りなくゼロに近いものです。

一方でDCTでは、シフトレバーやパドルを指で動かした時が「変速を終えてくれ」とドライバーが車へ指示する瞬間です。DCTではレバーが機械的に繋がっている訳ではなく、あくまで電気的なスイッチです。スイッチONに基づいて、各種安全チェックのプログラムが走り、それから機械的なクラッチの動きが始まります。このため、僅かな時間ではありますが、タイムロスがあります。

このように変速全体での時間はDCTの方が速いため、レースでは活用が進んでいますが、ドライバーの指示通りに動くという一体感を享受できるのは、MT車の方であることが分かります。また、機械的にクラッチペダルとギアが繋がっている分、ギアやクラッチの磨耗具合や変調は手足を介してリアルタイムに伝わりますし、完全に故障する前に気づくことができるのも、MTのメリットのひとつです。DCTは、壊れる時は突然壊れます。

2)クリープから1速までの低速走行が苦手
ひとくちにDCTと言っても、トランスミッション製造メーカーや自動車メーカーごとに仕様が異なるため、一概に言えませんが、多くは低速走行が苦手な傾向があります。クラッチ操作を人間が行うMTと違い、DCTの場合は発進をどうするかという部分で考え方が分かれます。走行性能を重視するモデルの場合は、クリープ機能は無しにしたり、レース用の発進機能をつけたり、競技車両では発進専用のクラッチペダルをつける場合もあります。逆にイージードライブを志向するモデルでは、クリープ機能を付けて、変速もなるべく段付きをなくすようなチューニングを施します。このようなクリープ付きのDCTは、クリープから1速走行に切り替える制御が難しいようで、クリープの最大速度を超えるか超えないかという速度でギクシャクした動きになることがあります。渋滞や狭い道などでギクシャクすることもあり、このあたりは、通常のAT車の方がスムーズで、多くのドライバーはATの方が快適だと思うかも知れません。実際、2ペダル車はDCTが多い欧州に比べて、日本では従来のATの方が好まれています。この辺りの制御は今後改善されている可能性が高い部分ではあります。

3)変速によるエンジン特性を学びにくい
DCTでは、変速をパドルなどによって手動で行うこともできますが、大抵はATのように自動で変速させることも可能です。一見すると自動・手動のどちらも選ぶことができて優れているように思えますが、このような場合、ほとんどの時間を自動変速で運転することになるでしょう。手動で変速をしようとするタイミングは、ワインディングに出かけたり、草レースを楽しんだりという、よほどの場面に限られるのではないでしょうか。一方で、MT車の場合は手動変速しかありません。手動変速しかできない、と、手動変速できる、は大きく違うのです。従って、日本で普通の用途で乗る限りは、街乗りしやすいATにするか、車を楽しみたいならMTにするかという選択の方が分かりやすいはずです。

手動で変速するメリットというのは、ひとえに「エンジン特性が分かる」ということに尽きます。ATやDCTの自動変装モードでは、エンジン回転に注意が向くことは滅多にありません。タコメーターは見たことがないというドライバーも多いのです。その部分は車側のプログラムが自動的に行なっているからです。一方で手動で変速する場合は、エンジン回転を注意していないと、変速がギクシャクすることがあります。このようなミスが起こりえる反面、エンジンを最大限に生かすことができるのが手動変速なのです。路面状況や傾斜、周囲の車や交通の流れを読んで、次に起こり得る状況に最適なギアを選択するには、その車のエンジン特性を肌で知っている必要があります。MTでは否が応でも手動で変速を繰り返すうちに肌感覚でエンジンの特性を知ることになりますが、DCTでは大抵自動変速モードに落ち着き、エンジン特性に着目するタイミングが少なくなります。これは、いざ手動で変速する状況になった時に戸惑いが出たり、エンジンを最大限に活用できていないという点でもったいないことでもあります。こうしたことから、少なくともDCT車を活用したいと考えている方は、AT限定免許ではなく普通免許(MTコース)にしておくか、限定解除によってMT車に乗る経験をしておくことがベターです。

4)安全装置(動力断絶装置)が1系統しかない
これはAT車と同じ特徴ですが、クラッチペダルがないという点は、メリットである反面、デメリットにもなり得るということです。近年、AT車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる重大事故が多発していますが、これは安全装置としてのクラッチペダルがないことが遠因として挙げられます。確かにAT車にも、ハイブリッド車にさえ、「ニュートラル」というギアポジションは用意されていて、動力断絶する機能はあります。しかし、ニュートラルのポジションへ入れるというシーンが滅多になく、ドライバーの意識上で習慣化されていません。習慣化されていない動作をしろ、というのは、いざという時、パニックになった心理状態では望むべくもありません。これは2ペダルのDCT車でも同様です。MT車の場合は、クラッチペダルという動力断絶装置があるだけでなく、つね日ごろから左足を振り下ろせば動力が切れるということが意識づけられます。これは初心者であっても同様で、安全装置でもある動力断絶装置・クラッチペダルを扱わないと発進すらできないという優れた設計により、ミスをしても暴走につながりにくくなっています。

5)故障リスクはMTより大きく、修理コストも高い
MTの場合は、ふつうシフトノブとクラッチペダルが機械的に直接トランスミッション・クラッチ機構につながっていて、手足で操作することになります。一方DCTの場合は、手でスイッチを操作すると、クルマ側が電気的にメカニズムを動かすことで動作します。したがって、MT車の場合はミスをするとギア鳴りがしたり、ギアの入り具合、クラッチ板の減り具合を直接手足で感じることができる一方、DCT車の場合はメカニズムの調子や摩耗具合を知ることがとても難しくなっています。電気的なスイッチからは、トランスミッションの状態をクリック感の変化などで知らせてくれる訳ではありません。ライトのON・OFFと同様、あくまでDCTのシフトアップやシフトダウンは、スイッチであるからです。このため、MTの場合はトランスミッションやクラッチの摩耗具合や調子の異変は、徐々に分かってくるものですが、DCTの場合は突如壊れたように感じるものです。

また、機構が複雑である分、どうしてもDCTは故障のリスクが高くなります。これは今後の開発によって改善されていく可能性が高い部分ですが、それでも部品点数の差、シンプルさの違いはありますので、MTと同じレベルになるには難しい部分もあります。さらに、この構造の複雑さは、修理コストにも反映されます。トランスミッション全体は保安上の重要部品でもあり、修理自体が時間もコストも掛かるものですが、種類もノウハウも蓄積されているMTに比べると、DCTはどうしても修理が高価になります。欧州車でもハイラインの車種を中心に搭載して、DCTが故障したら車ごと買い替えを促すというビジネスを想定していた向きも伺えます。

 


 

以上、DCTはある程度のコストアップはあるものの、様々な面で優れた部分があるため採用も進み、開発も進んでいくものと思われます。上記のようなデメリットがあることを踏まえたうえで、またMT車の経験を踏んだうえで乗ることによって、そのメリットを最大限に活かせるものと思われます。特に手動でギア選択できるメリットを活かすために、ギアチェンジについて理解を深めておくことを勧めします。

ギアチェンジとは?

 

 

MT車専用サイト
教習所では教えない[MT車を 3日 で完全攻略する裏技]

 

mt_coverpage1.jpg mt車攻略マニュアル

MT車・AT車に関するこちらの記事も合わせてお読み下さい。

 

tire1.jpgのサムネール画像

豪雪地帯や悪路では駆動方式において四駆の車が人気ですが、トランスミッションに目を向けると業務用で使われる車ではやはりMTが好まれます。この理由は主に2つあります。

まず、AT車にはついていなクラッチペダルが挙げられます。クラッチペダルは、エンジンの力をタイヤに伝えるのが役割ですが、ペダルの踏み具合に依存する、というのがポイントです。ペダルを一気に上に持ち上げれば急激にタイヤが駆動しますし、逆にジリジリとゆっくり上に上げれば、ゆっくり駆動し始めます。つまり、無段階で駆動力が調節できるということ。さらに、この動力の伝達具合は、左足の動きと完全に連動していて、タイムラグはありません。このため、タイヤが路面を掴んだかどうかを感じながら、ペダルを細かく調節できる訳です。

もう1点は、ギアポジションを自由に選べる点。1速というのは発進用であり、雪道などでは駆動力が強すぎることがあります。ここで、MTならば2速にギアを入れてクラッチを調節すれば、駆動力を弱くできます。それでも強すぎるようならば、3速や、場合によっては4速で試してみることもできます。いわゆるパドルシフトのATでは、このように3速や4速からの発進を受付けないモデルも多い中で、MTは手動ならではのメリットがあると言えるでしょう。

なお、AT車の場合はスノーモードなどがありますが、MTのような無段階での柔軟な調節はできません。テクノロジーを駆使したローンチコントロール、つまり路面とタイヤを監視してスリップしないようにオートマックに駆動力を調節するシステムは、まだまだ高級車の一部に限られますので、MTで安価に済ませるのは現実的です。また、タイヤグリップに対するドライバーの感度も高まりますので、運転を上達させる上でも非常に有用です。

この他にも、エンジンブレーキのダイレクト感など、MT車のメリットは依然として幅広いものがあります。下記の記事をご覧ください。

 

◆早めにスピードを落としレンジダウン
日本ではオートマチック・トランスミッション(AT)の人気が高く、AT車以外は乗らないというドライバーも多いようです。でも、スノーロードは別です。状況に合わせて細かくコントロールできるマニュアルトランスミッション(MT)の方がよりスムーズで安全なドライブが可能です。雪道でのオートマチックトランスミッションの最大のウィークポイントと言えるのが、エンジンブレーキの効きが弱いことです。ブレーキングでタイヤがロックしやすいスノーロードでは、特に下り坂などでエンジンブレーキが大きな効果を発揮します。ところが、AT車の場合はその効きがあまり期待できないので、どうしてもフットブレーキにウエイトをおくことになりがちです。ですからAT車にはアンチロック・ブレーキシステム(ABS)が不可欠と言えます。 AT車でエンジンブレーキをうまく使おうと思ったら、Dレンジホールドではなく、レンジダウンするドライビングが必要です。高速走行時にはオーバードライブ(OD)スイッチをOFFにすればある程度のエンジンブレーキが期待できます。また4速ATなら2レンジにダウンして走ります。このときにエンジン回転が合っていないと、ダウンしたとたんに急激なエンジンブレーキがかかり、タイヤがスリップしてしまうので要注意です。この辺りは、クラッチでコントロールできるMT車との大きな違いです。コーナーの手前では早めにスピードダウンし、的確な速度でレンジダウンすることが必要です。

◆ATでほしい2速発進モードとホールド機構
~2速発進でスピンがなくなる~
すでにオートマチック車はスノードライブにあまり適していないということを述べましたが、2速発進が可能なスノーモードや各ギアをホールドできるホールド機構は、それを補うメカニズムと言えるでしょう。滑り易い路面での発進を考えた場合、Dレンジの1速発進では駆動力がかかりすぎ、すぐにホイールスピンしてしまいます。マニュアルミッション車では、1速でスタートしても半クラッチをうまく使うなどすれば駆動力をかなりキメ細かくコントロールすることができるのですが、オートマチック車の場合はそれができません。クリープ現象をうまく使う手も考えられますが、フラットな場所や下り傾斜ならばそれで十分に動きだせますが、上り傾斜がきつくなるとそれも無理です。そこで威力を発揮してくれるのが2速から発進できるこのシステムです。これなら1速ギアほど大きな駆動力をかけずにスタートできますから、ホイールスピンも抑えられます。AT車にはぜひ欲しいメカニズムです。

★MT車並みのドライビングも可能
特にホールド機構の場合は、スノーロードでのオートマチック車の最大のウィークポイントともいえる、エンジンブレーキの効きの悪さもある程度は補ってくれます。通常のDレンジでは、滑り易い路面状況に合わせてアクセルをゆっくり踏み込んでいくと自動的に高いギアに変速されてしまいますね。そのため、例えば下り坂などエンジンブレーキを期待したい時にその効果が得にくいわけです。
ところが、ホールド機能がついていれば2速、3速とマニュアルミッションのようにある程度はギアを固定できるわけです。ですからスピードよりもエンジンブレーキを期待したい下り坂などでは、非常に便利なわけですね。慣れてくれば例えば3速から2速にシフトダウンして、より強力なエンジンブレーキをかけるというような、状況に合わせたマニュアルミッション的なドライビングも可能です。でもオートマチックはやはりオートマチック。自動的に変速してくれる便利さがある反面、コントロールできる範囲は少ないので、慎重さが必要です。

引用元;雪だって大丈夫!スノードライブ徹底マスター
JAF出版社・島田親吾

 

MT車専用サイト
教習所では教えない[MT車を 3日 で完全攻略する裏技]

 

mt_coverpage1.jpg mt車攻略マニュアル

MT車・AT車に関するこちらの記事も合わせてお読み下さい。

 

「MTは渋滞が面倒くさい」「信号待ちごとにいちいちクラッチ踏むのは疲れる」「日本のゴミゴミした道路にMT車は合わない」これらの意見はよく聞かれるものです。このような考え方から、国内でAT車やCVT車などの2ペダル車が普及したのは事実でしょう。しかし、これらの意見自体は誤った捉え方です。

渋滞で面倒臭くないのはMT車


多くのMT経験者、すなわち教習でMTを運転したことがあったり、過去に一度でもMT車を運転した経験がある方にとって、「発進」について深く考えたことはあるでしょうか。教習所で習った1〜2コマ程度の発進の教え以外に、本当にその発進方法が正しいものかどうか。最短時間で操作を終えることができ、クラッチにも駆動系にも優しく、足の負担も最小限のものになっているかどうか、考えたり練習したりしたことがあるでしょうか。

 

ここでは、MT車を運転したことがない方の意見は、一旦脇に置かせて頂きたいと思います。おそらく、周囲のMT車を運転したことがある人からの意見に影響されている可能性が高いと思われるからです。

もし、上記のように、発進操作について時間を掛けて向き合うことなく、慣れたからというだけの理由で、自分の発進操作を見直したことがなかったとしたら、それは発進操作にムダがある可能性が非常に高いです。

Shift-UP Clubの指導経験では、何年もの間、日常的にMT車のマイカーを運転している人たちの中でも、6〜7割の方がムダの多い発進操作をしていたことが分かりました。しかし、それらのムダも、理論理解と練習を合わせて、たった90分程度の時間を使っただけで、運転に変化が見られました。こうした改善は、その後の運転時間すべてに生きてきます。

発進操作にムダがあれば、信号が多い都市部や渋滞路が面倒くさいと感じるのは当然です。しなくても良い負担を手足に掛けているからです。つまり、まだまだ発進操作を最適化する余地があるのに、その方法が分からないため、何もしていないという状態なのです。

この背景には、教習所において発進操作の習熟にかける時間が圧倒的に少ないということ。そして、理論理解が軽視されてるということが遠因として存在しています。エンストしてしまうのではないか、という心配がMT車を運転する上での心理的な負担となっているのは明らかです。エンストの可能性があるのは、ほぼ発進時に限られます。それにも関わらず、不安を完全に払拭するための教育が行われていないのが現状です。実際は、なぜエンストするのかを理解して、それに従って練習すれば、100%エンストしない発進を覚えることができるのです。さらに、より短い時間で、足への負担もほとんどないクラッチ操作を覚えることができるのです。

発進操作にムダがある方の兆候は、次のようなものです。

★ベテランでも要注意。MTのムダ・チェック

  • アクセルをどの程度踏みながら発進操作するべきか分からない、もしくは毎回アクセルの踏み込み量が定まらない
  • 半クラッチの操作時のクラッチペダルの動きが常に一定ではない
  • 半クラッチをいつ終わらせれば良いのか明確に分からない
  • 半クラッチを終えた後のアクセルの踏み込みがギクシャクする

 

これらに思い当たるフシがある方は、発進時のクラッチ操作が最適化されていない可能性があります。そのまま運転していては、渋滞などで負担を感じる可能性がありますし、坂道発進に苦手意識を持っている可能性もあります。最適化された発進操作ならば、坂道発進に苦手意識をもつことはありません。いかなる路面でもエンストのしようがないからです。左足を使うのも必要最小限で、疲れを感じることはありませんし、いざという時の動力切断装置の存在を意識できているというメリットの方が大きいものです。

MT車の発進操作に不安を感じている方は、一度運転教材もしくは指導を受けることで、自分の操作方法を見直してみてはいかがでしょうか。負担を感じることなく、自分自身で車をコントロールしている喜びだけを享受できるようになります。

 

MT車専用サイト
教習所では教えない[MT車を 3日 で完全攻略する裏技]

 

mt_coverpage1.jpg mt車攻略マニュアル

MT車・AT車に関するこちらの記事も合わせてお読み下さい。

 

2016年に世間をいろいろな面で賑わせた、タレントのベッキーさんが、MT車についてTVで語る一幕がありました。

もともとMT好きを公言していたベッキーさんですが、図らずも注目を浴びる番組で、ホンダのS660を運転する姿が放映され、話題となっていたようです。下記にその記事を引用します。

 

タレントのベッキーさん(32)の「意外な素顔」が話題を呼んでいる。

2017年1月12日の「モシモノふたり」(フジテレビ系)では、ベッキーさんが米ロサンゼルスから帰国した妹、ジェシカ・レイボーンさん(31)と1泊2日の同居生活をおくる様子が放送された。その中のある場面に、「車クラスタ」の人たちが大興奮している。

「『この車においてのこの音は、今、3速』みたいな」」

2人は手作り弁当を持って公園に行くことになり、用意された車に乗り込んだ。運転席に座ったベッキーさんは慣れた手つきでエンジンをかけ、いざ出発。軽快に車を走らせる中、ベッキーさんはこんなことを口にしたのだ。

「いやでもやっぱ、マニュアル車用意してくださったから嬉しいわ~」
実はベッキーさん、大の運転好き。しかも車は「マニュアル車」しか乗らないという。車中では、

「違うマニュアル車に乗ると、音で自分のマニュアル車のギアを変えるタイミングを決めてるわけだから、『この車においてのこの音は、今、3速』みたいな」
などと、シフトチェンジについて熱弁をふるう場面もあった。その勢いに圧倒されたのか、ジェシカさんまで「ちょっとマニュアル車乗りたくなってきた」とつぶやいていた。
「ベッキー渋いw」

これに即反応したのが、車好きのツイッターユーザーたちだった。

  • 「マニュアル車乗れるのか最高かよ」
  • 「S660のマニュアル車を颯爽と運転するベッキー渋いw」
  • 「マニュアル車しか乗らないって聞いてベッキーの好感度ぶち上がった」
  • 「このエンジン音だから3速に...とか 音の下り...わかる、わかる」
といった称賛コメントが続々上がった。

マニュアル車好きであることは、これまでにもバラエティー番組などで話したことがあるが、それほど知られている事柄ではない。また、実際に運転しながら魅力を力説する姿は新鮮に映ったようだ。

引用元
http://www.j-cast.com/2017/01/12287905.html?p=all


IMG_2293.JPG

確かにMT車では、エンジン音がキーポイントになります。 発進時の半クラッチ操作に合わせる、アクセル量を推し量るエンジン音。シフトチェンジのタイミングを図るために、現在の回転数を感覚で掴むためのエンジン音。シフトダウンでもエンジンの音は、大きな要素になります。

MT車に乗る方なら、近くに大型バイクや大型トラックがいて、エンジン音がかき消されると、加減速がギクシャクしてしまう経験があるのではないでしょうか。そういう経験をすると、いかに普段エンジン音を頼りに運転してるのかが分かります。

確かに、タコメーターを見れば、正確にエンジン回転は分かります。しかし、その車に慣れてくると、わざわざメーターを見なくても今エンジン回転が何回転くらいなのか、おおよそ分かるようになります。従って、エンジンの音を頼りに、発進やシフトチェンジをしていくことになります。

こうなると、エンジンの回転が変わることに敏感になります。例えば、冷間始動、つまりその日の最初にエンジンをかけた直後は、水温が温まっていないので、暖気のためにアイドリング時のエンジン回転が高くなります。同様に、エアコンをつけた時も、電圧を維持するために、エンジン回転が若干高くなります。こうした変化に注意を払いやすいのがMT車です。音も変化しますし、クラッチ操作でも違和感を感じるからです。

またトランスミッションも、暖気具合やメンテナンス具合によって入りやすさが異なります。車体の姿勢が整っていない時に力任せにギアを入れようとすると、機械的な負担がかかっていることを、指先を通して感じることができます。

こうした理由から、MT車を普通に運転しているだけで、エンジン、トランスミッション、サスペンションといった車の機械部分に自然と意識が行きやすいのがMT車なのです。AT車やCVT車はもちろん、DCTの車でも、上記のような感覚は養われませんし、車との一体感を感じることもありません。従って、車を本当の意味で愛車として接することができるMT車を選んでみてはいかがでしょうか。

 

MT車専用サイト
教習所では教えない[MT車を 3日 で完全攻略する裏技]

 

mt_coverpage1.jpg mt車攻略マニュアル

MT車・AT車に関するこちらの記事も合わせてお読み下さい。

 

▼ 話題の運転教材の一覧はこちらをクリック

ボタンをクリックした後、商品をお選び下さい
車の運転のコツ

Shift-UP Club 運転教材の購入ページ

※上記の教材一覧ページは、代金引換・銀行振込のみ対応
(インフォカートの決済には対応しておりません)

▼よくある質問(Q&A)
Shift-UP Clubとは何ですか?
どのような人が運転教材を使っているのですか?
教材はきちんと届きますか?手元に届くのに何日程度掛かりますか?
家族には購入を知られたくないのですが、品物名の記載はどうなりますか?
インターネットでの注文に不安があります。
教材で本当にうまくできるようになりますか?サポートもありますか?

 

●うまく注文できない場合/携帯からの注文の場合

注文フォームでうまく送信できない場合、 またはパソコン環境をお持ちでない場合は、 携帯メール等から下記情報をお送り頂くことで、 ご注文いただくことが可能です。当方にて確認後、注文確認メールをお送りしますので、内容をご確認下さい。

[お名前]
[ご住所]
[電話番号]
[商品名]
[お支払]
代金引換・銀行振込

●メール送信先
sissyneck@aa.bb-east.ne.jp
●件名
冊子申込み


シフトアップクラブ会員登録





[読者の声No.:648]
■ 車を操縦する感覚があり、運転が楽しい
AT車と比べて、車を操縦する感覚があり...
詳しく
[読者の声No.:646]
■ 操作を学んで自分で操る楽しさを

操作に慣れたら、きっと楽しいカーライフに…


詳しく
[読者の声No.:600]
■ クラッチのつながるポイントに苦労~インタビューより
教習を受けたところではマツダのファミリアが教習車だったのですが...
詳しく
[読者の声No.:599]
■ 読者の声・練習会レポート
今回はMT操作全般をやりたいという愛知県のAさん(女性)のレポートです...
詳しく
>> 読者の声のつづきを見る


▼無料で配送! サンプル教材を請求する
車の運転のコツ 教材サンプル はじめての教材購入が不安な方は、無料サンプル教材をお宅にお届けします。教習ワンポイントアドバイス付き。 ※数字は半角、ハイフンなしで入力ください
お名前
Eメール
Eメール再入力
電話番号
郵便番号
都道府県
住所1
住所2

運転のコツ Shift-UP Clubの活動(安全運転の普及・中古車推進)が
NPO法人日本リユース協会に認められました。

スマホで技能教習・運転のコツを見る
車の運転のコツ。初心者・女性向け
<   
◎ 注文受付中

技能教習でS字クランクや方向転換・縦列駐車に失敗したら、教材で挽回しよう

右左折、車庫入れ、坂道発進。難しい運転も教材を使った予習で克服
紹介マンガ

sitemap2.jpg

サイト運営

Shift-UP Club
郵便:114-0003
住所:東京都北区豊島5-4
TEL:03-3919-1696(9:00~17:00)

メインHP:車の運転のコツ
MT車専用:MT車攻略マニュアル
車庫入れ:車庫入れマニュアル
中級者:運転テクニック集
車検:ユーザー車検マニュアル
メンテナンス:車の日常メンテナンス
女性専用:女性のための運転動画

運転のコツを確認して苦手克服する練習会
教習所10倍活用ガイド
→女性専用サイト
写真 3-1.PNG
写真 4-1.PNG
→スマホで見る方


ロハス雑誌『Nature』に
Shift-UP Clubが
紹介されました

nature.jpgのサムネール画像
特定非営利団体 NPO法人日本モータースポーツ振興機構
交通事故被害者支援活動への協力
社団法人日本自動車連盟
運転で地球に緑を

写真素材のピクスタ


<教習待合い所ライフ>
電子書籍
カードオブプロレス オンラインゲーム
シネマパラダイスch


<PR>