教習所に通う方、運転の苦手な方向けに練習の仕方とコツを伝授します

運転インプレッション

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●外装
メルセデスらしい、押し出しの強いデザインが継承されつつ、現在のトレンドも表していて、Eクラスに求められるボディデザインが緊密にまとめられています。セダンとしては常識的なプロポーションですが、国産車ではこのコンベンショナルな形がめっきり減っている中で、新鮮に映ります。このオーソドックスなセダンの美点である見切りの良さ、運転のしやすさ、ユーティリティ性の良さは、しっかりと感じることができます。

●内装
車内というより室内と呼ぶ方がふさわしく、くつろげる空間として考えうる機能はすべて装備しています。皮張りやブラックウッド調のファブリックは上質で、どのシートに座っても快適な時間を過ごせます。運転席周りセンターコンソールに目を向けると、インフォテインメントを中心とした操作系配置となっており、トランスミッションを操作するシフトレバーも、この世代のメルセデスに共通のものでワイパーレバー付近への配置。そのインフォテインメントですが、ナビやオーディオ自体の質は問題ありませんが、操作系がいまひとつ使いづらく、再考の余地ありそうです。手元の操作系とともに、日本車のようにタッチパネルでも直接操作できるようにするとグッと使い易くなるのではないでしょうか。

●エンジン・走行性能
2リットルながら、スムーズで吹け上がりの良いエンジンで、重いはずのボディを感じさせない鋭い加速を見せます。静かな室内には、アクセルを踏み込んだときに限って心地よいエンジン音のみが届き、走りの良さも随時感じることができます。重量があって剛性を高められたボディを支える足回りは質が高いもので、路面のギャップをまったく感じさせない一方で、しっかりと四輪のタイヤの動きが分かるという、相反するニーズを見事にバランスさせています。運転においては、最も印象的なのが車線維持機能付きACC(オートクルーズ)です。全車速対応、つまり渋滞対応で、低速でもステアリングアシストが働き、ほぼ自動運転を実現しています。速度の調節はもちろん、ステアリングの動きもとてもスムーズで、安心感を感じさせます。もちろん、将来的な自動運転をにらんだ機能で、現時点ではとても良く出来ていると言えますが、本格的な自動運転という意味では課題も見えます。前車への追従の場面で、加減速自体はスムーズな動きですが、予測が働かないため、ドライバーの感覚とはやはり乖離があります。あくまでレーダーやカメラで前車の動きを見てから動くため、どうしてもワンテンポ遅くなります。このあたりは、将来AIで改善する可能性もありますが、本サイトで指摘している通り、AIが進化するに応じてリスクも大きくなるという問題があります。この未来の技術をメルセデスがどう進めていくのか、楽しみなところです。日本で使うには、やや大きめな車ではありますが、古くから人気のあるEクラスですから、日常使いの範囲で最高の車を買いたいという方にはぴったりの選択です。

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●外装

ボルボのラインナップの中でも小型であるV40は、サイズ感としては国産小型車の感覚で運転できるため、特に人気のあるモデルです。外装は塊感のある流れるようなデザインという流行を取り入れつつ、落ち着いた雰囲気を醸し出すフロント部分によって、欧州車らしさを感じさせます。特にヘッドライト周りのデザインはドイツ車とも異なり、小さいモデルながら変に小ささを感じさせることのないデザインの妙を見せています。

●内装
内装の質感と落着きのあるデザインはもともとボルボの得意とするところですが、このモデルもごく常識的なインテリア配置でありながら、各部の素材や意匠によって高い質感を感じさせます。新しさを感じるのは、やはり電子制御部分です。ナビはもちろん、メーターもデジタルティスプレイで、操作部分もまるでスマホを思わせるボタンが並びます。デジタルディスプレイならではの機能として、その道路の制限速度を読み取ったら、スピードメーターに制限速度の目印が現れるというもので、万能ではないながらも便利なものです。ただし、インフォテインメント系の操作方法は独自のもので、BlackBerryのようなユーザーインターフェース。慣れるまではイマイチ使いづらいかも知れません。なお、ブラインド・スポット・モニタリングは、国産によくあるサイドミラーにアイコンを表示させるものではなく、室内のAピラー部分に優しいアンバーランプで知らせるというのがボルボらしいところです。

●エンジン・走行性能
さほど大きくないボディに対して、エンジンパワーは十分で、市街地でも高速道路でも不足を感じることはありません。右左折やカーブにおいては、スポーティなドイツ車ほどハードな味付けではなく、ワンサイズ大きな車であるかのような穏やかな動きを見せます。トランスミッションは、ややレスポンス遅れが気になります。エンジンの応答性は良いのですが、日本のようにゴーストップが多い場所では、低速での踏み直しが続くような場面でトランスミッションが迷っているような動きを見せ、ストレスを感じるかも知れません。もしMTモデルがあれば、このようなストレスが一切なくなり、小さめのサイズを活かした小気味良い走りになるのは間違いないので、惜しいところです。ただ、一度加速し始めれば、変速マナーは極めてスムーズで、機械的なストレスはありません。やはり、本国スウェーデンのように、空いた幹線道路や高速道路中心のライフスタイルに最もマッチする車だと言えそうです。

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●外装

VWの中では、2番目に小さな車種がポロです(最小はUP!)。ボリュームゾーンであるゴルフよりも、一回り小さいこのポロは、日本車のヴィッツやマーチといったコンパクトカーと同等のサイズでありながら、その走りや内外装はワンランク上の質感を持った車です。外装はコンパクトながら低くどっしりと構えた安定感のあるデザイン。このクラスの日本車とは違い、かわいさを全面に出している訳ではないため、積極的に選ぶ理由のあるデザインであると言えます。このサイズならではの取り回しの良さもあり、生活の足として日本の道路にもマッチします。

●内装
カジュアルでありながらも、洗練されていて、日本車にはない「しっかり感」を持っています。上位車種とも共通の、ハンドル・レバー類・スイッチ類の、人間工学に基づいた形・配置は見事で、手足に吸い付くような操作感覚です。運転姿勢も自然で見切りも良く、初心者が乗る場合でも不安感は少ないはずです。

●エンジン・走行性能
小さなエンジンではありますが、ボディ自体も小さく、小気味良く走ります。元気の良さを感じさせるレスポンスの良さで、DSGとも非常によくマッチしています。反面、安定感では上位車種に引けを取りますが、日本で乗る限りにおいては高速道路でも怖さを感じることはありません。しかし、やはりこの車が本領を発揮するのはタウンユースで、日常の足として使う分にはよく走ってくれますし、非常に満足感が高いはずです。免許を取ってから初めて乗る車としても、オススメできる車種です。

●外装
機能美を全面に押し出しつつも都会的な雰囲気をまとったボディデザインです。全面LEDのフロント・リアのコンビンプは、シンプルに格好良さがあり、大きめのボディと相まって遠目からでもアウディA6だと認識できます。明るい色も映えるデザインではありますが、やはりダークトーンでまとまったカラーは落ち着きと上品さを感じさせます。

●内装
メーター部に配されたマルチインフォメーションディスプレイは非常に視認性も良く、違和感はありません。インテリアは上質で、特に運転席・助手席の快適性は非常に高いものです。各種操作パネルの配置や、夜間でもめを疲れさせないLEDの配色など、他のドイツ車同様に、運転に集中させることへのこだわりを感じさせます。

●エンジン・走行性能
大排気量のエンジンを感じさせないほど静粛性が高いモデルですが、それでもアクセルを踏み込むと軽快に反応して加速していきます。コーナーリング時は、熟成された四駆システムの恩恵で地面に吸い付くようなグリップを見せてくれます。VWでも採用されているDSGにより、ダイレクトでレスポンスの速いギアチェンジを見せます。日本車のトランスミッションのような燃費一辺倒の制御ではなく、加速感を重視したシフトスケジュールで、ある程度高回転までエンジンを回す傾向にあります。ただし、アクセルを離せばすぐシフトアップ、というトルコンATの日本車に比べると、ややシフト制御が分かりづらく、できればパドルシフトが欲しいところです。

日本で乗るにはやや大きめのA6ですが、高速道路での安定感と、遠出の際の疲労軽減についてはすば抜けています。A6は、特に長距離運転が多い方にはオススメできる車種です。

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●外装

ドイツ車のトレンドである、全面LEDを採用した灯火類を、最大限に生かしたフロントマスクおよびリアデザインです。以前よりもデザイン自由度が上がったために、特にドイツ車御三家はアグレッシブはフロントデザインを採用しています。BMWの3シリーズも当然そうで、小さめのCセグメントながら、押し出し感のあるボディデザインになっています。このサイズは日本で使うには最適で、どこに出かけても困ることはほとんどありません。前後のオーバーハングもさほど長くないので、狭い道でもよく見通すことができます。

●内装
伝統的な肉厚の内装ですが、デザインは都会的にまとまっています。シートは日本車にはないこだわりで、誰が座っても安心感を感じられ、特に長距離での疲れ具合は国産車よりも少なく済みます。メーターパネルのマルチインフォメーションパネルには、ナビの案内も表示されます。ただし、純正のナビは日本の道に最適化されているとは言いがたく、ナビをよく利用する人は、オプションの導入をよく考えた方が良さそうです。

●エンジン・動力性能
BMWの中では小さめのエンジン・ボディのおかげで、基本構造である直列エンジン・FRの機構をダイレクトに感じることができます。特に登り勾配でのアクセルレスポンスの良さは、同クラスの国産車を凌駕しています。前荷重を掛けてのステアリング操作もごく自然で、葛折りの山道でも楽しく運転できる車です。高速道路での安定感はもちろん抜群で、FRとはいえ日本の高速道路で挙動が破綻することはほぼないでしょう。BMWの中でも古くから人気のあるグレードですので、初心者がマイカーとして選んでも安心できる車種です。

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●外装

レクサスの中では最も小さなサイズのボディで、初心者にも優しい取り回し性能になっています。レクサスらしいフロントグリル周辺のデザインから、リアにかけての一体感を感じさせる造形も、上品さを演出しています。セダンではないものの、年齢を選ばない外観・ユーティリティ性能があるのも好印象です。

●内装
小さめなボディサイズながら、しっかりとレクサスらしい上質な内装になっています。まず、シートのホールド性が良く、しなやかな足回りと相まって、運転中は安心感が一段階上に感じられます。ダッシュボードからセンターコンソール、インパネまでは欧州車を思わせる統一されたデザイン。純正のカーナビも信頼性が高く、車の挙動や静音性も相まって、やはり日本においては欧州車よりもレクサスの方が安心感が高いように感じれます。

●エンジン・動力性能
ハイブリッドモデルらしく、静粛性は文句なしです。EVモードでの走行はごく僅かなものですが、モーターとエンジンの役割変更は、速度域が変わっても違和感を全く感じさせません。高速道路での安定感もよく、巡行は快適そのもの。追従クルーズコントロールも細かく設定できます。ただ、市街地では発進時のスロットル制御がおとなしめで、レスポンスに不満が残ります。このあたりは、初代セルシオから続く設計で意図的なものだと思われますが、このボディサイズであればクラウンアスリートのような低速域でのレスポンスがあっても良いように思います。特にエコモードだとそれが顕著です。もっとも、この車のコンセプトが、ゆったり、しっかり、安全にというものでしょうから、いろいろな場面で試乗した上で購入を検討するのが良いでしょう。

トヨタが世界に誇る車種といえば、ハイブリッドというジャンルを切り開いてきたプリウスです。そして、プリウスの、もう一歩進んだ形として、プリウスPHVがリリースされました。果たして、どのような革新が詰まった車なのでしょうか。

★外装
プリウスPHV外装デザインは先代プリウスから見て正常進化したような、今っぽさを感じさせるデザインです。通常の4代目プリウスが、ギョッとするようなフロント・リアのマスクを採用したのに比べると、ごく常識的に見えるデザインです。特徴は、小型LEDを横に並べた切れ長の目のようなヘッドライトと、下に向かって伸びるフォグランプ付近のデザインです。LEDが前照灯として使えるようになったからこそ可能になったデザインです。サイドからリア周りは、プリウスと同じサイズ感ではありますが、空力にとても気を使ったディティールが施されています。全体としてはまとまりのある優れたデザインだと言えます。

★内装
プリウスPHV内装メーター配置やハンドル、シフトレバーなどは、見慣れたプリウスそのものですが、パッと目を引くのはセンター部分の大型モニターです。10インチのタブレットを縦に据え置いたような、インパクトのあるものです。これでナビからオーディオ、コネクテッドアプリ、エアコン操作までを行います。この辺りはEVを専門にするテスラのモデルSを意識しているようにも思えます。ナビなどのインフォテインメントとしては、このようなタッチパネルで問題ありませんが、エアコンの制御などは画面上の操作だとややストレスが溜まります。メニューから選ぶ手間や、画面切り替えの一瞬の間が運転席からは気になります。運転中に頻繁に操作する部分は物理的なボタンやスイッチにして、目をやらずとも操作できるようにするべきでしょう。肘掛も兼ねたセンターコンソールは奥行きもあり、助手席やリア周りを含めて細かな収納に困ることはないでしょう。長距離をEVとして走れることによる静かさも相まって、快適な長距離ドライブが楽しめそうです。

★エンジン、走行性能
この車が持つのはPHEVというパワートレーンであり、エンジン駆動とモーター駆動を使い分けて走ることがでいます。もちろん切り替えは車が自動的に行いますが、先代のプリウスPHVに比べると、EVのように電気モーターだけで走行できる距離が圧倒的に伸びています。PHEVのメリットでもある、外部からの充電を行なっておけば、ほとんどEVかと間違うほどの静かで快適な走行が続きます。そして、EVと違う強みは、やはり充電による航行距離の制限がない点です。ガソリンスタンドさえ見つかれば、「途中で電欠してしまうかも」という心理的な不安感とは無縁です。通常のプリウスと同様、新プラットフォームにより走りは大幅に良くなっています。誰でも扱いやすいセダンといった趣で、とれもバランスが取れています。加速については、ゼロ発進から加速ではEVさながらの強烈な加速力が得られます。パワーはそれほどでもありませんが、モーターならではの大トルクがあるため、市街地では交通をリードできます。走行モードは、ノーマル、エコ、パワーと3つで、モードによりやや走行特性が変わります。もちろん、最も燃費が良くなるのはエコモードですが、パワーモードではよりレスポンスが良い走りも楽しめます。ブレーキも初期のプリウスのような違和感はなく、誰でも扱いやすくなりました。ただ、エンジンブレーキのようにアクセルペダルを離した際の減速が、パワーモードでもやや鈍いことと、超低速走行時のブレーキが難しい点はこのモデルでも残っています。

 

プリウスPHV


プリウスPHVは、CMでも盛んにPRされていましたし、かなり力を入れているのは間違いありません。実際に乗るとそれが良くわかり、トヨタはEVではなくPHEVに賭ける、というような意思を感じます。正統派のデザインであることを考えても、実はトヨタが本当に推したかったのはプリウスではなく、プリウスPHVなのではないかとさえ思えます。プリウスの1グレードだと思っていたり、PHVは良く分からないものだと思っている方がいたら、一度試乗してみることをお勧めします。


ダイハツが開発して、トヨタ、スバルでも各メーカーエンブレムを付けて発売する、いわゆるOEM展開をしている車種です。車名が表す通り、背高でタンクのように荷物を詰め込むことができるというパッケージングが、一番の特徴となっている車です。積載容量に比べると、外形が小型であるため、人と車を乗せて実用的に使いたい初心者にとってもお勧め出来そうな企画です。具体的に見てみましょう。

 

★外装
20170214_045831899_iOS.jpg ミニバンをそのまま小さくしたようなデザインで、愛嬌もあり、男女ともに若い世代に好まれるような雰囲気をまとっています。フロントデザインはそれほど押し出しの強いものではありませんが、ミニバンでの流行りを取り入れた意匠となっています。リアドアはスライドドアとなっていて、乗り込みもしやすいドアパネルになっています。全体的なプロポーションは、よく言われるようにスズキ・ソリオを非常に意識したような形ですが、全幅も全長もソリオよりも少し使い勝手がよいものになっています。

★内装

20170214_045859311_iOS.jpg小さなサイズの車ではありますが、内装は大人っぽいシックなものになっています。ダッシュパネルはナビを中心に、センターディスプレイも備え現代的なものに。シートやコンソールに関しては、軽自動車よりも質感を高められたものになっていて、カジュアルながら余裕を感じる室内空間になっています。リアシートもゆったりとしていて、乗り降りもしやすい高さになっています。また前席シート背面にはしっかりしたユーティリティトレイを備え、後部座席に座る家族も満足できそうな居住スペースが設えられています。

 

★エンジン、走行性能
ターボ車のグレードでは、このやや大きめなボディをしっかりと動かすのに十分なパワーが出ています。ブレーキのタッチも自然で、ATの制御もエンジンに対して違和感のないものです。街乗りはもちろん、中距離の高速移動でも、動力性能に不満はでないでしょう。ただし残念なのは、足回りとステアリングです。ハンドルが軽いのは取り回しの面で良いのですが、ほどんと路面からの力がハンドルに伝わってこないため、タイヤの状況がなかなか把握できません。雪国の方や悪路が多い地域の方は、一度試乗して、不安がないかどうかを確認することを強くお勧めします。

 

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トール(タンク)は、トヨタだけでなく開発元のダイハツや資本提携関係にあるスバルまでもが販売するという、猛プッシュされている車です。小さいわりにはとても実用的に使えて、人気が出そうではありますが、ドライバビリティは他のコンパクトカーに比べて抜きん出ている訳ではありません。検討する方は、近所で試乗し、使い方をイメージして他車種とも比較しながら、よく考えてみることをお勧めします。ライバル車であるスズキ・ソリオとの乗り比べてみましょう。


トヨタが発売する、現在世界的に流行しているSUVのカタチをしたハイブリッドカー。それがCH-Rです。ハイブリッドカーを量産・普及させてきたのがトヨタですが、プリウスやアクアなどのトヨタ車をはじめとして、他社各社からも発売されてきたハイブリッドの車種によって、ハイブリッドカー自体が非常に一般的になりました。そんな中で発売されるCH-Rですが、見どころはいったいどこにあるのでしょうか。

 

★外装  20170214_034314774_iOS.jpg CH-Rで何よりも印象的なのは、そのボディデザインです。パワートレーンなど同じく仕組みを持つプリウスと比べても、そのポップさは際立っています。ランプ類は、欧州プレミアム車では一般的となったLEDコンビランプが前後及びウインカーに採用され、絞り込まれたサイドラインへと続いています。一見2ドア車に見えますが、後席のドアハンドルは上部に。全体的なデザインは、クーペスタイルから車高を上げて、マッシブなフェンダーをつけたような造形になっています。アグレッシブなデザインのホイールと相まって、いわゆるエコカーという印象は全くありません。

★内装

20170214_034516355_iOS.jpg プリウスがいわゆるエコカーのフラッグシップを意識して、未来的シンプルを目指しているのとは異なり、CH-Rは都会的なSUVにマッチした内装となっています。ドリンクホルダーやフック、コンソールの使い勝手、乗り込みやすさなどトヨタ車らしいきめ細かさはそのままに、全体的な質感が高められていることが分かります。シートの出来も良く、サイドサポートはしっかりしています。後部座席も頭上はやや狭いものの、快適な空間が確保されています。ダッシュパネルのデザインは大型のカーナビモニターを中心としたものになっていて、テスラなど近年のインフォテインメントを意識したデザインが採用されています。

 

★エンジン、走行性能

  パワートレーンとシャーシはいわゆるプリウスと共通で、トヨタがグローバル展開用に開発したTNGAが用いられています。このため、運転感覚はプリウスに非常に近いものですが、足回りはしっかりと合わせられていて、プリウスよりもハンドリングが楽しい印象です。悪路の凹凸はしなやかにいなしつつも、ハンドルへは路面の状況がしっかりと伝わってきて、プリウスよりも一段階高い運転感覚が得られます。

 

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メーカー自ら、世界戦略車と銘打っているだけあり、質感を高めることには力が注がれています。運転しているという実感を得られますし、その上で好燃費が期待できる。さらにこのエッジの効いたデザインですから、おそらく人気がさらに高まっていくのではないでしょうか。

2016年には排ガス不正問題で自動車業界を騒がせたフォルクスワーゲンですが、世界的な販売台数では依然として好調のようです。そのフォルクスワーゲンの主力車種のひとつが、ゴルフです。登場から4年が経つ現モデルですが、デザインも装備もいまだ新鮮味を保っています。

そのグレードのひとつ、TSIハイラインを、初めて車を選ぶ初心者目線でご紹介します。

 

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★外装
全体的なサイズ感はコンパクトに見えますが、精悍なフロント・リアのデザインです。サイズが小さく見えるのは地上高が近年の日本車よりも低く、サイドとリアに一体感のあるデザインだからかも知れません。全幅は180cmあり、比較的ワイドです。車体は小さく見えますが、3ナンバーサイズ。とはいえ、取り回しは日本の道路にちょうど良いサイズで、どんなシーンでもまず困ることはありません。サイドミラー裏の足元ライトもあります。

★内装

IMG_2509.JPG欧州車は各メーカーが、手に触れる部分の質感に独自のこだわりを見せますが、販売台数の多いフォルクスワーゲンも例外ではなく、特に操作系部分はよく作り込まれています。ハンドルは握りやすさを考えられた、Rがつけられた形状で、9:15部分で持つ人も10:20部分で持つ人も、ハンドルに目を落とすことなく握るべき位置が分かるように工夫されています。このような工夫はウィンカーレバーやパドルシフト、シフトノブなどにも見られ、いずれもプラスチックではありますが、お金を掛けずに質感を高めるコツを心得えている印象です。

 

シートは肉厚でダイヤル調節式ですが、ややランバーサポートが不十分に思えます。後部座席の居住性は十分で、ドリンクホルダー付き可倒式アームレストを倒しても広く使えます。

リアラゲッジスペースは深さを1段階下げられる方式で、フルに荷物を積めば5人での旅行も問題ないスペースユーティリティがあります。

安全装備はほぼフル装備で、自動運転関連技術についても全車速追従型クルーズコントロールを始め、車線変更アドバイスや後退時警報など他車と同等です。一方でBMWやメルセデスのレーンキープ技術や自動駐車技術と比較すると、ややさみしい感も否めません。

インフォテインメントは、同社が推し進めるコネクテッドによって道路状況やカーナビの情報を受信できます。スマホとの連携も標準装備であり、オプションのカーナビがなくてもスマホのマップでも問題ない人も多いでしょう。


★エンジン、走行性能

IMG_2512.JPGTSIエンジンに、トランスミッションはDSG(DCT)を組み合わせたパワーユニットです。ギアポジションはDとSの2つですが、パドルシフトで任意に変速可能です。エンジンの吹け上がりはスムーズで、DSGも変速ショックを感じることはほぼありません。その代わり、変速によるアクセルレスポンスの変動などもマイルドに感じられるため、ダイレクト感としては今ひとつです。このあたりは、制御次第であり、ATのような変速のスムーズさを取るか、MTのようなダイレクト感を取るかというところで、この車は変速のスムーズさを重視しています。

 

DSGはブレーキをリリースすればクリープしますが、アクセル操作と重なった時の動きはギクシャク感があり、パーツを共有するアウディと同じ問題があるようです。日本車のATから乗り換えた場合は、このあたりに若干違和感があるかも知れません。

ボディと足回りは、さすがに定評のあるフォルクスワーゲンであり、かなり速度域が高くなっても、しっかりタイヤを路面に押しつける余裕のある足回りの剛性を持っています。ドイツ車ですので、高速道路で機械的な問題が発生するようなことはまずありません。

TSIハイラインは、DSGが7速に設定されていることからも分かる通り、基本的に速度域の高い高速道路を前提に設計されています。渋滞時の車体の動きや燃費については、やや苦手とするところもありますが、高速道路によく乗ったり、遠出が多い方にとっては、長距離でも疲れにくいシートや足回りの仕立ても相まって、非常に満足のいくドライブができるでしょう。

 

 

ゴルフより一回り小さいポロも、日本で使う上で便利なサイズです。いずれも、グレードによっては、MT車も選べますので、安全性と質感を重視しつつも、初めてのマイカーで運転を練習したいという方にも適した車種といえるでしょう。

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