教習所に通う方、運転の苦手な方向けに練習の仕方とコツを伝授します

坂道発進

坂道

・坂道発進では心理的にパニックになりやすい

 MT車での難関のひとつに坂道発進が挙げられます。MT車には、AT車のようなクリープ現象(ブレーキペダルから足を離すだけで進み始める)がありませんので、ドライバーの意思で発進操作しなくてはいけません。MT車での発進操作は、左足でクラッチ操作、右足でアクセル操作をしますので、同時にブレーキペダルを踏むことができないのです。従って、傾斜のある場所での発進は、発進操作する間だけサイドブレーキを使って車をその場に留めておかなければいけません。サイドブレーキの引きが甘ければ車は後ろに下がってしまいますし、車が進み始めるのとサイドブレーキを下すのをうまく合わせないと、タイミングがずれて後ろに下がってしまいます。

AT車では、平地と全く同じようにブレーキペダルからアクセルペダルへと右足を踏みかえるだけですので、簡単です。これに比べてMT車では手順が少し複雑であるため、初心者にとって難関となっているのです。

それに加えて、後ろに下がってしまうかも知れない、後続車にぶつかってしまうかも知れない、という恐怖感が心理的なパニックを引き起こすことがよくあります。これを克服するには、半クラッチの手順とその仕組みを熟知することしかありません。


・MT車でエンストするとこうなる
坂道発進に限りませんが、MT車では操作ミスによってエンストしてしまうことがあります。こうなると当然、エンジンが停止してしまう訳ですが、このことが、どのような影響を及ぼすのか、よく分からないという方も多いようです。エンストすると、具体的には次のような影響があります。


・ブレーキがほとんど効かなくなる
エンストすると、エンジンの回転が止まる訳ですから、エンジンの力を借りて動いている機械類は使えなくなります。そのひとつがブレーキです。正確に言えば、まったく効かなくなる訳ではありませんが、ほとんど効かなくなります。それは、ブレーキペダルを踏む力を倍増させる装置(倍力装置)が、エンジンの力に頼っているためです。坂道では、この状態は非常に危険です。下記のサイドブレーキの活用と合わせて、フットブレーキも思いっきり踏んで、下がらないようにしましょう。

 

・サイドブレーキは効く
サイドブレーキには特に影響はありません。もともと駐車ブレーキとも言われる通り、エンジンを掛けていない状態でも後輪にブレーキを掛けておくための装置だからです。ただし、フットブレーキとは違い、ブレーキの力は弱いですから、サイドブレーキの力を借りたい場合は、一杯まで引く必要があります。(スイッチ式のパーキングブレーキの場合は自動で一杯まで引かれます)

・ハンドルが重くなる
ハンドルは重くなります。これは通常、エンジンの力でハンドルを回す力をアシストしている(パワーステアリング)からです。エンジンが止まってしまうと、パワーステアリングの機能が失われ、重いハンドルの動きになります。

 


・坂道発進失敗、リカバリーはこうする
万一エンストしてしまったら、誰でも少なからずパニック状態になるはずです。エンストしてしまった場合でも、上記の通りまったく操作ができないという訳ではありませんから、落ち着いて以下のように対処しましょう。


・まずは停止することを考える
平地でエンストした時のように、何も考えずにいると、車は徐々に後ろに下がっていってしまいます。これを防ぐために、まずはなるべくその場で完全に停止できるように考えましょう。エンジンを掛けようとするのは、その後で十分です。完全に停止させるためには、まずサイドブレーキをいっぱいに引きます。サイドブレーキは後輪だけに効きますから、上り坂では効果的です。ただし、絶対的な制動力は弱いので、一杯まで引くことが大切です。そして、傾斜によってはこれだけでは止まれませんので、フットブレーキを思いっきり踏みます。1トン以上の重量物を足の力だけで止める訳ですから、完全には止められませんが、サイドブレーキと合わせて思い切り踏みましょう。

フットブレーキは何度もパカパカと踏まず、最初の一回で強く踏んで止まれるようにしてみましょう。これはエンスト後、最初の1回は倍力装置の力が残っている場合があるからで、何度も踏むとどんどん効きが薄れてくることがあるからです。

・落ち着くこと、焦りは次のミスへつながる
無事に停止できたら、焦ってエンジンを掛けようとするのはいけません。まずは心を落ち着かせることが非常に大切です。この時点で後続車がクラクションを鳴らして来たりすることもあるでしょう。それでも自分に言い聞かせるようにして、心を落ち着かせましょう。なぜなら、この心理は「リカバリーへの焦り」と言って、復帰を急いでパニック状態の心理のまま次の操作を行うと、次の重大な事故へとつながることが非常に多いからです。つまり、エンストという小さなミスが、さらなる大事故へのトリガーとなってしまうことがあるのです。これは、AT車のアクセルとブレーキの踏み間違い事故でもよく見られます。バックするつもりで誤ってDレンジへ入れてしまい、車が予想外の方向へ進んで「リカバリーの焦り」が発生。ここで焦ってブレーキを踏んだつもりがアクセルペダルだった、というのが踏み間違い事故の典型例です。小さなミスを、次の大事故へのトリガーとしないためには、ここで心を落ちつかせることしかありません。

・落ち着いてエンジンを掛け、ゆっくり発進操作
心が落ち着いていないと、エンジンを掛けようとしても掛からない、ということがあります。つまり、クラッチスタートシステムなのにクラッチペダルを踏んでいない、焦るあまりキーを回す時間が不足している、など普段では考えられないミスです。この状態では、まだパニック状態にありますので、しっかり心を落ち着けましょう。後続車のことは一旦忘れて、自分の世界に入るイメージで大丈夫です。そして、落ち着けたら、エンジンを掛けて、半クラッチを長めにしてゆっくりと発進しましょう。

 

・坂道ではエンストしないのが一番
このように、MT車では、とくに坂道ではエンストさせないのが一番です。慣れるまでは、半クラッチを多めにしてでもエンストさせないように心がけてみましょう。慣れてきたら、徐々に無駄のない半クラッチを練習していけば良い訳です。

もし失敗したら、無理に発進を終わらせようとするのではなく、途中でクラッチを再度踏み、ブレーキを踏めばOKです。エンストさえしなければ、2回目のチャレンジができますので、落ち着いてもう一度発進操作をしてみましょう。


・MT車でもヒルホールド機能付きなら安心
近年のMT車には、ヒルホールド機能と言って、坂道での発進時に1~2秒程度の間、自動的にブレーキを掛けて、下がらないようにしてくれるものがあります。この機能がついた車なら、下がってしまう恐怖心からは解放されます。どうしても不安な方は、こうした機能を持った車を探してみると良いでしょう。

 

▼動画レポート「AT限定解除に挑戦!MT車に乗りたい!」

 

MT車・AT車に関するこちらの記事も合わせてお読み下さい。

▼MT車(マニュアル車)でエンストしない方法

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MT車に乗っていると、坂道での発進を億劫に感る方が多いでしょう。
特に上り勾配の坂道で、信号や一時停止、渋滞などによって停止し、そこから発進する場合は、いわゆる「坂道発進」の操作が必要になってきます。


エスティマ借りてきた。トヨタ車に乗るとなんとも言えない不安な気持ちになる。静か過ぎ。坂道発進は教習所で場内の技能教習で練習します。そこで基本となる手順は教わりますが、教習の割と早い段階で坂道発進に取り組みます。そのため、運転自体に不慣れな状態で、ハンドルを握ること自体に不安を感じる中で坂道発進の手順を習うため、きちんと秩序立てて坂道発進の必要性・仕組み・コツを知ることができません。そのため、免許を取得してMT車を運転するようになってからも、坂道発進に苦手意識を持ったままという方が多いのが現状です。

しかし、坂道発進とはいえ本来、操作自体は平地での発進操作とほぼ同じです。特に左足を使うクラッチペダルの操作については、平地の発進と全く同じです。では、なぜ坂道発進を苦手としている人が多く、ミスをしてエンストさせてしまうのか。その大半の理由は、精神面にあります。

平地では、クラッチ操作をしている間、車は動きません。発進操作がうまくいくと初めて車が動き始めます。ところが、坂道発進では、クラッチ操作をしている間にも、車体が徐々に後ろに動いてしまいます。発進操作を完了するまでの間、常に車体が後ろに動いてしまうのです。もし発進操作が遅かったり、失敗してしまうと、そのまま車体が後ろに進み、後続車にぶつかってしまいかねません。この動きに恐怖を感じて、平地なら普段できる発進ができなくなってしまうのです。

これは、主に発進操作に関する2つの知識が不足している、もしくは浅いことに因ります。なぜ発進操作中に後退してしまうのかどうすれば素早く発進操作を成功させることができるのか。詳しくは[MT車攻略マニュアル]にて詳述していますが、少なくとも教習所で教わった通りの手順を知っているだけでは、応用力という点で不安が残ります。MT車をこれから日常的に運転する上では、どのような坂道に遭遇するか分かりませんし、急坂で渋滞することもあり得ます。[MT車攻略マニュアル]では、練習方法もご紹介しています。実は坂道発進は、平地で安全に練習することができます。坂道発進に不安を感じている方はぜひご一読ください。

Slope

このページの目次

坂道発進とはそもそも何?
坂道発進の何が難しいの?
失敗すると最悪どうなるの?
AT車は関係なくない?
なぜそんな難しい操作を無くさないの?
家の周りが急坂だけどどうしたら良い?

 


 

・坂道発進とはそもそも何?

教習所の場内で、坂道を通る教習があります。坂道の途中でいったん停止し、その後に再び進み出すというもの。これが坂道発進です。ATコースで受講している方にとって、なぜ坂道の途中で止まるのか、よく意味が分からないかも知れません。

この坂道発進という操作は、主にMT車での操作の習熟を図るという意図があります。なぜなら、MT車では発進操作を正しく成功させないと坂道の途中から発進することができないからです。

教習初期では、平坦な場所を利用してMT車での発進手順を教わります。これで何とか(ぎこちない動きながらも)発進させること自体は多くの方ができるようになります。ところが、一般道では平坦な道だけではなく、坂道の途中に信号があったりして、傾斜のついた路面で発進しなくてはならない場所もたくさんあります。このため、比較的難易度が高くなる坂道での発進も、教習項目として時間が割かれる訳です。


・坂道発進の何が難しいの?

坂道発進の難しさは、何といっても意図に反して車が後ろに下がってしまうことです。これは、MT車ならではの「空走」時間が影響しています。

AT車ならば、車が「空走」する時間というのは基本的にありません。常にエンジンが回転する力がタイヤに伝わっている状態です。信号待ちなどでブレーキを強く踏んでいれば、車は動き出すことはありませんが、この際にもエンジンの回転は僅かながらタイヤまで伝わっているのです。その証拠に少しブレーキペダルを緩めれば、ゆっくりとした速度で動き出します(クリープ現象)。

一方で、MT車では発進操作をするまでは、エンジンの回転する力は、一切タイヤには伝えられていません。完全に遮断された状態です。これは、ギアをN(ニュートラル)にしたり、クラッチペダルを踏んだりすることによって、動力(エンジンの力)が切り離されているからです。通常の発進では、この状態から徐々にクラッチペダルをつないで(半クラッチ)ゆっくり発進していきます。右足ではブレーキペダルから、アクセルペダルへ踏みかえを行います。

これが上り坂の坂道では、ブレーキペダルから足を離した瞬間に、後ろに下がってしまいます。これを避けるために、サイドブレーキを引いて、車をその場に留めておきながら、通常の発進操作を行うと同時にサイドブレーキを元に戻すのです。

この手順は、初めて車を運転する初心者にとって煩雑であるため、難関の項目とされることが多いという訳です。


・失敗すると最悪どうなるの?

坂道発進の失敗パターンはいくつかありますが、最悪は後ろの車(後続車)にぶつけてしまいます。

まずサイドブレーキの引きしろが甘いと、発進操作中に後退してしまいます。また、発進操作がきちんと終わっていないのに、サイドブレーキを元に戻してしまっても後退することがあります。

一番最悪なのは、エンストしてしまうことです。エンストしてしまうと、エンジンが止まって動力が得られないばかりか、ブレーキやハンドルの操作を軽くする油圧系統も止まってしまうため、非常にブレーキやハンドルが効きづらくなります。ここでエンストに焦ったり呆然としてしまって、ブレーキを十分に踏めず、後退してぶつけてしまうのが最悪のパターンです。

坂道発進のコツは、サイドブレーキをしっかり引くこと。そして、サイドブレーキを戻すタイミングをどう測るかということです。この点については、MT車攻略マニュアルで詳細に解説していしますので、ここでは割愛します。

いずれにしても、失敗は心理面のプレッシャーが大きく関わっていますので、これを克服しておくことも肝心です。

MT車攻略マニュアル
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・AT車は関係なくない?

AT車でも坂道発進のコースを通ることがあると思います。基本的にAT車はクリープ現象といって、ブレーキペダルを緩めるだけで前進し始める特徴がありますので、坂道発進に苦しむことはほとんどないでしょう。

しかし、一点知識として知っておきたいのは、AT車であっても坂道発進でエンストする可能性があるということです。クリープ現象が負けてしまうような急坂では、しっかりとアクセルを踏み込まないと車が前進してくれません。ここで怖がって、アクセルをしっかり踏み込めないと車は徐々に後退します。そのままアクセルを弱く踏んだまま(もしくはどのペダルも踏まない状態で)ある程度後退してしまうと、エンストしてしまうことがあります。これは、前進ギア(Dや2など)に入れているにも関わらず、タイヤが後退するという矛盾が引き起こしてしまうエンストです。

このように、AT車でエンストしてしまうと、ドライバー側もエンストを想定していないだけに、余計にパニックになってしまうことが多いので注意が必要です。万が一エンストしてしまったら、後退しないようとにかく強くブレーキを踏むことです。サイドブレーキをいっぱいまで掛けるのも有効です。いざという時に慌てないように、想定しておきましょう。


・なぜそんな難しい操作を無くさないの?

坂道発進は以前から、最初の難関として名を馳せていましたが、慣れてしまえばしっかりサイドブレーキを引くことで対応できるため、それほど問題視はされませんでした。

しかし、近年ではMT車を敬遠する人が増えているのもあり、より簡便なシステムも広まりつつあります。一部のトラックや、新しい乗用車には「ヒルアシスト」などの名称で、坂道発進をサポートする仕組みがついています。これは、ブレーキペダルから足を離してアクセルペダルへと乗せ換えている「空走時間」に、自動的に一時ブレーキを踏んでくれるというものです。これによって、自分でサイドブレーキ引いて坂道発進操作しなくても、通常の平地と同じ感覚で発進操作ができるというものです。

とはいえ、この装置のついていない現存のMT車も多数あるため、免許を取得する段階では、通常の坂道発進操作をきっちりマスターしておくのが良いでしょう。


・家の周りが急坂だけどどうしたら良い?

家の周囲が急坂だらけで、MT車だとエンストが怖い、と考える人は多いようです。確かに、AT車に比べると坂道での心理的負担感はあるかもしれません。

しかし、十分に操作に慣れることで、敬遠するほどの要因にはならないはずです。例えば、山道などのかなりきつい急坂だと、サイドブレーキをいっぱいに引いても、なお坂道発進操作中に、車が下がってしまうことがあります。たまにしかMT車に乗らない場合は、このような場面で焦ってしまうかも知れませんが、通常の発進操作に慣れてしまえば、多少下がっている最中でも問題なく発進操作をすることができてしまいます。

このような習熟度合を得るために大切なのは、通常の発進操作です。平地での発進操作に、十分に時間を割いておけば、どんな坂道であっても問題ないのです。この意味では、教習所で教わる1時限~2時限程度の発進練習では、明らかに不十分です。MT車攻略マニュアルで指南している方法で、平地での発進練習を追加すれば、まずどのような坂道でも悪路でも問題ありません。「エンストしようがない」方法を知ることができますし、「空走時間」を極限まで短くする方法を学びますので、坂道でもサイドブレーキを引かずに発進することも可能になってきます。

部分的な不安だけで、憧れの車を諦めるのではなく、ぜひ運転のスキルを上げる機会だと捉えてみてください。

山道走行イメージ


●このページの目次

山道を走るのが怖い、という悩みをよく初心者の方からいただきます。市街地と違って、走るときに気を使ってしまう山道。そのコツと注意点について見ていきたいと思います。


 


後続車に煽られる

山道を走行中に後続車に煽られたり、ミラーをみるとずらっと後ろが渋滞している。そのような場合は、山道に苦手意識があるためか、走りが慎重になりすぎている可能性があります。もう少し積極的に走行しても良いかも知れません。

ただし、山道は平地とは次の2つの点で大きく違うので、よく理解しておきましょう。

1.高低差が大きい

山道は場所にもよりますが、峠を上ったり裾野沿いに走ったりすることで、アップダウンがきつい箇所が多いのが特徴です。したがって、同じペダルの踏み具合でも速度の出方が違いますし、ハンドルも平地と同じ操作で行っていても切れ角が異なってきます。

2.きついカーブが多い

峠道のような場所では特にきついカーブが多く、それがつづら折りになっているのが特徴です。これは勾配を少しでも平坦にするために、左右へう回しながら徐々に上っていくためです。このため、頻繁なハンドル操作、ペダル操作が必要になります。


山道はこのような特徴がありますから、次の各項目で示すようなポイントに注意しながら運転してみましょう。

 

・上りでの加速が遅い

峠道では、平地とは異なる急な勾配がつけられていることが多いです。そのため、普段と同じ感覚でアクセルを踏んでも、思うような加速にならないことがあります。

前後に車列がある場合は、特に後続車の様子を見ながら、後ろが渋滞しているようであれば、あなたの加速が遅く流れに乗れていない可能性があります。

特にAT車の場合は、アクセルを結構踏み込まないとシフトダウンされず、トロトロした加速になりがちです。力強く加速したいと思ったら、アクセルを強く踏み込むか、もしくはシフトレバーを操作してセカンド(2)、またはODオフにして3速を活用しましょう。

※参考)AT車のギアについて

 

・カーブでふらついてしまう

山道走行中で一番難しいと感じるのがハンドル操作でしょう。特に初心者の方はつづら折りのカーブに慣れていませんから、どのくらいの速度でハンドルを回して、どのくらいの切れ角を目指せばよいのか分からないという方が多いと思います。

山道の連続カーブを走る場合、考え方として2つのパターンがあります。

1.曲がった車線をレールのように捉えて走る
レールの上を走る電車のごとく、車線をはみ出さないように常に気を付けながら、切り足したり戻したりして微調整する走り方です。

2.カーブ全体を見渡して前半・後半に分ける

カーブの中心地点を見極めて、そこまでを前半、そこから先を後半として考える走り方です。


上記どちらでも、自分が走りやすい考え方を試してみると良いでしょう。1の方がやや初心者向きと言えますが、アクセルとブレーキの操作に「急」がつく踏み方はしないように気を付ければ、流れに乗って走れるはずです。2の走り方は、ハンドル操作だけでなく、ペダル操作にも気を配れるようになったら試してみましょう。

基本的には、「ハンドルの戻し遅れ」が原因となってふらつくことが一番多いです。これをいち早く矯正するための教材をリリースしておりますので、気になる方はご一読ください。

※「ハンドル操作のコツ最短攻略


・曲がる時はペダルをどうすれば良いの?

カーブを曲がる間は、ペダルも微妙に操作していかなければいけません。カーブを走行している途中、「急」のつく運転操作は厳禁です。

なぜなら、カーブを走行している途中はいわゆる「横G」が掛かっており、遠心力に対抗するためにタイヤには負担が掛かっています。直進時とは違ってタイヤが既に仕事をしている状態ですから、ここでさらにブレーキやアクセルを強く踏むとタイヤが踏ん張れる限界を超えてしまいます。するとスリップとなり、大きな事故につながりかねません。

従って、ペダル操作は滑らかに行い、目いっぱいまでは踏まないようにしましょう。

 

・対向車とのすれ違いが怖い!

狭い山道だと、車一台通るのがやっとで、すれ違いができるスペースが少ない道路もよくあります。

こういう場面では、車幅感覚がモノをいいます。もし車幅感覚がなければ、自分ができる最大限に端に寄せたら、相手に合図を送って相手の対応を待ってみましょう。変に見栄を張って、通り抜けられるかどうか曖昧な感覚のまま走るのは危険です。まして、谷側を通っていてガードレールがない場合などは転落の危険すらあります。事故を起こさないためには、技量に見合った運転をすることが非常に大切で、自分が下手なことをアピールすることは恥ずかしいことではありません。技量に合わない運転をして事故を起こす方が、よほど大変な目に遭います。

車幅感覚が身についている車両なら、まずすれ違いをする場所を見極めましょう。少しでも広いスペースが目指して、より良い場所があればバックしてでもそこを選択しましょう。もし夜なら、ライトがある場所や少しでも明るい場所にしましょう。暗い場所は、路肩が見えなかったりして、最悪は転落の危険もあります。

すれ違いがギリギリ難しそうな場合は、ミラーを畳んで身幅を狭くする方法もあります。すれ違いが難関な場合は、相手とコミュニケーションをとりながらすれ違うことをお勧めします。煩雑に思えるかも知れませんが、擦ったり脱輪するなど、事故になるよりはマシです。


・カーブの先が見えなくて怖い

山道ではブラインドコーナーと呼ばれる、曲がった先が見通せないカーブがよくありまます。このような場所では無理は禁物です。

普通、ブレーキをどの程度踏むかは、その先のカーブの深さによって決めますが、ブラインドコーナーではどの程度のカーブなのかが分かりません。

そこで、このようなカーブでは、予想の中でもっともきついカーブをイメージして減速しましょう。このように、最大のリスクを想定して運転することが安全運転の秘訣です。

しっかりと減速したら、上り坂の場合は軽くアクセルを踏みながら、下り坂の場合は軽くブレーキを踏みながら徐々にカーブに進入していきます。カーブの出口が見えた時点で、どの程度の速度で曲がるかを決めて、スムーズにカーブを通過しましょう。


・下り坂でついブレーキを踏みまくる

下りカーブでは急なブレーキは厳禁。とはいえ、急な下り坂のカーブなどでは、ハンドルを切っている間もブレーキを踏まないと、グングン速度が出てしまうこともあるでしょう。

このような場合、まず直線部分でしっかり速度を落としておくことが重要です。カーブの角度が深ければ、それだけ低速にしておかなければいけません。この辺りは、しっかり前方を見てカーブを見極めるようにしてください。

そして、カーブ中に速度が出る場合は、ブレーキを踏んでも構いません。よほどきついカーブを、早い速度で曲がっているのでなければ、ブレーキを踏んでも大丈夫です。しっかりと、でも滑らかにブレーキペダルを踏んで減速しながらカーブを曲がりましょう。

このときスリップしないかどうか気になる方は、車体の姿勢が参考になります。カーブ中にブレーキを踏んで、前につんのめるように車体のフロントが沈み込むようであれば、それは踏みすぎです。スリップの恐れがありますので、丁寧に踏んでください。

なお、上り坂カーブの場合はこの逆です。勾配があるため、アクセルペダルを離すだけで、自然のブレーキが掛かります。普段よりも遅いタイミングでブレーキを踏めば大丈夫ですし、カーブが終わったら普段より早いタイミングでアクセルを踏む必要があります。

 


関連> 公道に応用するスポーツドライビング
公道に応用するスポーツドライビング

マンガ「冊子でMT車を乗りこなせ」(クリックするとマンガを拡大します)

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マンガをPDFでダウンロードする

 

V6010041.JPGMT車に限って、大きな難関となるのが坂道発進です。
坂道の真ん中で停車して、発進のクラッチ操作を行う訳です。自分の意図とは逆方向に車が進むという体験は、人によってパニックになってしまいうでしょう。さらに、後ろに車が待っているようなときは余計に焦ってしまうはずです。

基本的な操作は、サイドブレーキを引くこと以外は、通常の発進操作と同じです。ポイントとしては、クラッチを操作する左足がメインだということ。これを忘れないようにしましょう。

坂道上で停止したら、まずサイドブレーキをしっかり引きます。この時点で一度ブレーキペダルから足を離してみて、後ろに下がらないことを確認するとベターです。なぜなら、ブレーキペダルから足を離しても、車が後ろに下がってしまうような甘いサイドブレーキの引き具合では、操作の焦りにつながるからです。

そしてアクセルペダルを2000~3000回転くらいになるまで踏み込み、これをキープします。次にゆっくりとクラッチペダルを上げて半クラッチの位置にする訳です。ここで、半クラッチの位置が上手く探れない方は、イメージの持ち方がまだ十分ではありません。事前に平地での練習が必要になります。

このアクセルペダルの位置と、クラッチペダルの位置をキープすることが一番難しいのですが、これがキープできれば、後はサイドブレーキを元に戻すだけです。サイドブレーキをきつく引きすぎると、左手に力が入りすぎて、両足のペダル位置が崩れてしまうことがあるので要注意です。

 

slope.gifMT車攻略マニュアルでも解説していますが、坂道を完全に攻略出来れば教習所で習う方法以外でもいろいろなバリエーションをとることができます。半クラッチさえ十分に頭で理解し、実際に体で覚えることができればサイドブレーキを引くことをしなくても、全く下がらずに坂道発進することもできます。無駄なアクセルを吹かすことなく坂道発進することも可能です。


ちなみに筆者は教習所に通っている間、本当にこの操作で正しいのか自信がもてませんでした。でも、公道に出ると教習所で習うやり方だけでは対応できない場合(場所)もあり、いくつかある坂道発進のバリエーションを、しっかりマスターすることは、やはり必要だと考えるようになりました。


slope.gifMT車攻略マニュアル

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