【埼玉】マクドに乗用車が突っ込む 女性客2人軽傷

9日夜、埼玉県坂戸市のマクドナルドの店舗にワゴン車が突っ込み、女性客2人が軽いケガをした。

警察によると、9日午後6時40分すぎ、坂戸市のマクドナルド若葉店で「店内にワゴン車が突っ込んできた」と店員から110番通報があった。ワゴン車はバックしながら後部から店に突っ込み、窓ガラス部分を突き破ったという。

この事故で、店内にいた若い女性客2人が軽いケガをした。ワゴン車を運転していたのは若い男性で、警察は話を聞くなどして事故の詳しい状況や原因を調べている。

日本テレビ系(NNN) 5/10(水) 2:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170510-00000010-nnn-soci

 

AT車による踏み間違い事故はますます増えています。この事故では、バックで店舗に突っ込んでいます。しかも、運転していたのは高齢者ではなく、若い男性だということで、認知機能が衰えていた可能性は低いように思えます。つまり、どんなドライバーであっても、AT車である以上はこれと同じような事故を起こす可能性があるということです。MT車ならばこの手の事故が発生する可能性は限りなくゼロに近いものです。

メーカーが搭載し始めている、カメラやセンサーによる踏み間違いによる暴走防止機能ですが、本件のような事故を防ぐにはバックカメラ・センサーも必要になって、よりコストもかさみそうです。また、このような運転支援機能はすべての場面で有効な訳ではなく、正常に機能する条件は限られています。MT車ならば、すべての場面で暴走を回避するように設計されていますが、それとは対照的な現状です。