茨城県水戸市でスーパーに軽自動車が突っ込む事故が発生しました。
踏み間違いによる事故かどうかは分かっていませんが、けが人が出た人身事故となっているようです。
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水戸のスーパーに車突っ込む 男女7人けが
1日午後、茨城県水戸市のスーパーに軽乗用車が突っ込み7人がけがをした。警察は軽乗用車の運転手の男を現行犯逮捕した。
警察などによると、1日午後3時半ごろ、水戸市元吉田町のスーパー「パワーマート住吉店」に軽乗用車が突っ込んだ。買い物客と店員の男女7人が巻き込まれて病院に搬送され、買い物客の50歳の女性が左鎖骨を折り、ほかの6人も軽傷だという。
目撃者「落としていない状態だったので、多分そのままのスピードで入っていったのかと思います。けっこうスピード出ていたような気がします」
警察は軽乗用車を運転していた水戸市に住む調理師、白土哲夫容疑者(64)を、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した。白土容疑者は調べに対し、「車で人をはねたことは間違いない」と容疑を認めているという。
軽乗用車は駐車場に止まっていた別の車にぶつかった後、店内に突っ込んでおり、警察はハンドル操作を誤ったとみて調べている。
引用元:NNN 2016年4月1日
警察の発表によると、ペダルの操作ミスというよりも、ハンドルの操作ミスだということです。ただし、これはアクセルとブレーキの踏み間違い事故でも頻発している「リカバリーへの焦り」から端を発した事故だと思われます。
つまり、最初に小さな異変を感じ、それによって早く平常時に戻りたいという「リカバリー」への焦りを覚えます。これが正常な判断と操作を妨げて、次の大きな事故へとつながってしまう訳です。
この事故では、最初に、駐車場に止まっていた別の車にぶつかる、という小さな異変によって「リカバリーへの焦り」を発症します。これによって、店内に突っ込んでしまうという大きな事故を誘発した訳です。
運転中に「小さな異変」、つまり、非日常的な何かを感じた場合は、次の大きな事故につながる可能性が高い、ということを常に意識しておきましょう。「リカバリー」を焦る必要はないのです。