ハンドブレーキが奪う命
ハンドブレーキ(サイドブレーキ)はしっかり掛けましょう。
ハンドブレーキを「軽く」、気持ち程度にしか掛けない女性が多いようです。
ハンドブレーキの掛け忘れだけでなく、「奥までしっかり掛ける」ことにも注意しましょう。
このような事故も起こっています。
★駐車場で動き出した車に挟まれ女性が心肺停止
15日夕方、東京・世田谷区で40代くらいの女性が自宅マンションの
駐車場に車を停めて外に出たところ、突然、動き出した車とマンションの
壁の間に女性が挟まれました。女性は、心肺停止の状態です。警視庁や東京消防庁によりますと、15日午後5時頃、世田谷区・桜で
40代くらいの女性が自宅マンションの駐車場に乗用車を止めて外に出たところ、
突然、車が動き出し、車とマンションの壁の間に挟まれました。
女性はその後、レスキュー隊に救助され、病院に運ばれましたが心肺停止の状態です。車のギアはドライブになっていたということで、警視庁は、女性が動き出した車を
止めようとしてマンションの壁との間に挟まれたとみて、サイドブレーキがかかっていたかどうかなど、当時の状況を調べています。(15日18:29)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2030795.html
(引用元)TBSニュースi
ハンドブレーキの引き方
教習所では、
「P」パーキングにして、サイドブレーキを掛ける
と教わります。
その手順通りに、何も考えずにルーチン的にサイドブレーキを引いている人が多いのだと思います。
また、きつく引いたブレーキを「解除するのが面倒」ということで、あまり強く引かない方もいます。
ハンドブレーキは「電気的スイッチ」ではなく、「機械的なブレーキ」。
しっかりと奥まで引かないと効きません。
車体の重いミニバンやトラックでは要注意。
道路に傾斜がないからといって油断せず、常にブレーキを効かせる必要があります。
ハンドブレーキは、いっぱいまで掛けることを習慣化しましょう。