踏み間違い事故かどうかは不明ですが、当サイトでたびたび指摘している「リカバリーへの焦り」の典型例といえる事故が発生しました。

追突後もアクセルを?次々衝突3台炎上 女を逮捕

追突後にアクセルを踏み続けた可能性があります。
ゴルフ場のアルバイト・川原枝美子容疑者(42)は26日、埼玉県所沢市で運転中に追突事故を起こし、1人を死亡させたなどの疑いが持たれています。川原容疑者の車は前を走る車に追突し、2台はそのまま反対車線に飛び出してさらに別の車と衝突し、3台とも炎上しました。初めに追突された車からは1人の遺体が見つかりました。性別や身元は確認されていません。調べに対して、川原容疑者は「追突直後、焦ってアクセルを踏み込んでしまったかもしれない」と話し、容疑を認めています。

テレ朝news 2019年8月27日

多くの方は、追突後になぜアクセルを?という疑問が湧くことでしょう。しかし、実際の当事者の立場に立つと、ごく自然なことです。「リカバリーの焦り」という現象を知っていれば。ある小さなミスが発生すると、それがきっかけとなって「すぐにリカバーしなければ」という心理を生み、次の重大な事故を引き起こす。これが「リカバリーへの焦り」です。踏み間違い事故でも頻繁に登場する現象です。踏み間違い事故の場合は、最初の小さなミスが「シフトの入れ間違い」ということが多々あります。これに焦って即座にブレーキ、のつもりがアクセルペダルを踏み下ろしていたというパターンです。これは踏み間違い事故だけではなく、壁やガードレールに接触したことをきっかけに、そのまま停車できずにハンドルを切り対向車と正面衝突するといった事故もよく発生しています。これを回避する方法は、他記事にて解説しています。