大阪の岸和田で、アクセルとブレーキの踏み間違い事故が発生しました。踏み間違いは、高齢ドライバーではなく20代の女性です。

この事故では、当サイトで繰り返し指摘している「リカバリーへの焦り」が事故の直接原因となった、典型的な例です。ニュース記事をご覧ください。

追突され20代女性驚き「アクセル」と「ブレーキ」踏み間違え、コンビニ突っ込む 大阪・岸和田

16日午後1時ごろ、岸和田市小松里町のコンビニエンスストア「ローソン岸和田小松里南店」の駐車場で、後続車に追突された乗用車が店舗に突っ込んだ。

岸和田署によると、乗用車は駐車場を約20メートル進んで店の入り口付近に衝突。前部が店内に入った状態で停止した。乗用車を運転していた女性と、店内にいた数人の客にけがはなかった。

追突された車を運転していた女性会社員(27)は「驚いてアクセルとブレーキを踏み間違えた」と話し、追突した車を運転していた男性会社員(24)は「薬局を探していて、前をよく見ていなかった」と話しているという。

引用元:産経新聞 2016年3月17日

 

この事故では、「追突されたこと」が引き金となっています。何か普段と違う、精神的に動転してしまうような出来事があると、とっさに「早くリカバリーしなきゃ」「早く普通の状態に戻らないと」という心理が働きます。

この焦りが、次の大きな事故の引き金となってしまのです。追突された後、何もせずにリカバリーへの焦りをやり過ごして、平常心に近づいた時点で次の行動を起こせばこの手の事故は起こりません。リカバリーへの焦りを感じたタイミングで、焦って行動を起こしてしまうとミスにつながりやすいのです。

リカバリーへの焦りをやり過ごすには、飲み物を飲んだり、ガムを噛んだりといった、日常的・生理的な動作をするのが効果的です。平常心に近い状態まで心理状態を落ち着かせることができます。このようになってからでないと、冷静な判断と正確な操作はできません。

このことをよく知っておくことが、ミスから起こるこの手の事故を防ぐ秘訣なのです。