山梨県でコンビニに突っ込む踏み間違い事故が発生しました。40代という比較的若いドライバーという点も報道されていました。
31日未明、山梨県甲州市のコンビニエンスストアに車1台が突っ込みました。
運転していた男性のブレーキとアクセルの踏み間違えが原因です。
31日午前0時50分ごろ、甲州市勝沼町にあるローソン甲州勝沼店に乗用車が突っ込みました。
警察によりますと、車を運転していた市内に住む40代の男性が敷地内に駐車したところ、シフトレバーをパーキングに入れていなかったため車が前進し、男性が慌ててブレーキとアクセルを踏み間違えて、店舗に突っ込んだということです。
男性にけがはなく、当時、店内にいた従業員1人にもけがはありませんでした。
引用元;テレビ山梨
幸い大きな人的被害はなかったということですが、事故内容的には典型例と言えるもののようです。小さなミス(ここではパーキングに入れていなかった)を引き金にして、リカバリーへの焦りが発動。そしてより大きなミスへとつながってしまうという、AT車踏み間違い事故で、もっとも多く見られる経過をたどったものです。
残念なことに、クルマの電子化が進むにつれてシフトレバーは廃止される方向にあります。レバーは人間の直感に沿う操作手段でしたが、今後はボタン式やタッチパネル式のシフト操作になっていくものと見られます。それにしたがい、踏み間違い事故の引き金となってしまう「小さなミス」は、より起こりやすくなってしまうものと考えられます。