高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違い事故が発生しました。現場となったのは甲府市にあるコンビニエンスストアです。軽乗用車ではありますが、店舗のガラスに突っ込み、窓2枚が割れた被害が出たとのことです。
6日午前、山梨県甲府市のコンビニエンスストアの店舗に高齢者が運転する車が突っ込みました。ブレーキとアクセルの踏み間違えが原因とみられています。
事故があったのは、甲府市美咲2丁目にあるセブンイレブン甲府美咲店です。
6日午前11時頃、市内の70代の男性が運転する軽乗用車が前向きに駐車する際、車止めを乗り越えて店舗に突っ込みました。 軽乗用車は隣に駐車していた乗用車にぶつかりながら店舗に衝突していて、ガラス窓2枚が割れました。事故当時、店内には、店員3人と買い物客5人がいましたが、けが人はいませんでした。 店舗の防犯カメラには、男性が駐車する際、急加速して店舗に突っ込む映像が記録されていて、男性は警察の調べに対し「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」などと話しているということです。
[UTYテレビ山梨]https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190506-00000003-utyv-l19
典型的な踏み間違い事故です。現場となったコンビニエンスストアには車止めがありましたが、乗り越えて店舗に突っ込んだようです。けが人がいなかったのは不幸中の幸いですが、高齢者による踏み間違い事故は、有効策がないようにマスコミで報道されています。サポカーの踏み間違い防止装置も、車止めなどは認識できない可能性があり、万全とはいいがたいのは確かです。
しかし、間違いのない対策は、MT車を普及させることです。何らかの間違いを起こしても、とにかく左足を踏めば動力が切断され、それ以上の加速はしない、という安全機能は、今もって有効です。両足を使って加減を調節しながら発進する仕組みも、安全運転ができるドライバーのみを公道に出すための一種のスクリーニングの役割を果たせます。