岡山県のセブンイレブンに73歳の男性が運転する乗用車が突っ込む事故が発生しました。幸いにもけが人はいなかったようです。

■73歳運転の車、コンビニのガラス窓破り突っ込む…アクセルとブレーキ踏み間違いか

4日午前10時5分頃、岡山市東区西大寺松崎のコンビニ店「セブン―イレブン岡山西大寺松崎店」に、乗用車がガラス窓を破って突っ込んだ。店内には店員や客ら5人がいたが、けが人はいなかった。

 岡山県警岡山東署によると、車を運転していたのは同区の自営業の男性(73)で、買い物をするために立ち寄ったという。車は店の前に設置された車止めをなぎ倒し、車体全体が店の中に入った後に止まった。同署は、男性が前向きで駐車する際に、アクセルとブレーキを踏み間違えたとみて調べている

引用元;読売新聞

記事にあるように、最近はコンビニの店舗前に鉄製のバーを設けて誤進入を防ぐ対策が進んでいます。しかし今回の事故ではその車止めをなぎ倒して車が完全に店のなかに入ってしまったようです。

AT車の踏み間違いによる事故は、アクセル全開のキックダウン状態で突進していきますので、相当なエネルギーになります。記憶にも新しい池袋での踏み間違い暴走事故においても、周囲の車や自転車歩行者を複数なぎ倒したことから分かるように、猛加速してしまうのがAT車の仕組み上の特徴です。現在コンビニにある華奢な車止めでは用途に合わないようです。

https://joe3taro.com/?p=2152