長野県で2件の踏み間違い事故が発生したようです。いずれも軽自動車による事故で、人身事故となってしまった模様です。
長野県松本市の運送会社の事務所に高齢女性の運転する車が突っ込み、中にいた2人がけがをしました。女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。
(カメラマンリポート)
「建物に車が突っ込み、入り口のドアなどが壊れています」10日正午過ぎ、松本市並柳の運送会社の店舗兼事務所に84歳の女性が運転する軽乗用車が突っ込みました。
店の中で作業をしていた66歳の女性と48歳の男性が軽いけがをしました。
運転していた女性にけがはありませんでした。
警察によりますと、女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」などと話しているということです。
また、諏訪市のガソリンスタンド店では正午過ぎに22歳女性の運転する軽乗用車が店の駐車場にいた79歳の店員をはねました。
店員は意識不明の重体だということです。
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同日に県内で2件の事故というと多いようにも思えますが、確率的には偶然の範囲内でしょう。いずれも踏み間違い事故だと思われるものですが、AT車である以上は、高齢者でなくともどんなドライバーで踏み間違い事故のリスクを孕んでいます。しかも、ハイブリッド車やEV車が増えている現状では、アクセルを目一杯吹かしてもさほど大きな音がせず、踏み間違いに気づきにくいため、ますます増えていくことが懸念されます。