健康診断車との間に挟まれる

アクセルとブレーキの踏み間違いにより、健康診断を受けに来ていた方を轢いてしまった事故が起こりました。

佐渡島で高齢者運転の車3人はねる事故、X検診車に挟まれ死亡

新潟県佐渡市の公民館駐車場で、集団検診に来ていた女性 3 人が高齢者が運転する車にはねらる事故があり、1 人が死亡、1 人が重体、1 人が軽傷を負った。

事故があったのは佐渡市千種にある金井コミュニティーセンターで、16 日正午頃、同市三瀬川の女性 3 人が、バックしてきた軽自動車と止まっていたレントゲン車の間に挟まれた。

いずれも病院へ搬送されたが、猪羽サヨさん( 84 )が胸部圧迫などで死亡、新津フミさん( 77 )は意識不明の重体、持田道江さん( 68 )は首に痛みを訴えているという。

軽自動車は事故の後、さらに急発進し、道路を渡った保育園のフェンスに衝突し停止した。新潟県警は軽自動車を運転していた佐渡市吉井本郷の須田仁作容疑者( 88 )を過失運転致死傷の容疑で現行犯逮捕した。

県警の調べに対し、須田容疑者は「 ブレーキとアクセルを踏み間違えた 」と供述しており、容疑を認めているという。(日刊時事ニュース)

車が発進しようとしたら近づかないことが肝心

アクセルとブレーキの踏み間違い事故は、駐車場など「発進・停止」を繰り返す場所で起こりやすいという事実があります。

従って、被害にあわないためには、駐車中の車、もしくは発進しようとしている車の「進行方向」に入らないことが大切です。

つまり、車の正面や後ろに入らないということです。車の真横にいる分には安心です。なぜなら車は真横には動けないからです。動くのは、必ずタイヤの向いている方向、つまり前か後ろかのどちらかです。

駐車場内を歩くときは、必ず駐車中の車やこれから発進しようとしている車の前後には入らないように気を付けましょう。