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東京都内を運転するコツ

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■このページの目次

 


 

・東京都内の道路の特徴は?
東京都内には、蜘蛛の巣のように大小合わせて多数の道路が通っています。初めての方にとっては覚えるのにひと苦労するような路線の多さです。もちろんカーナビを使えば、目的地までたどり着くことはできますが、他の地域とは違う、東京ならではの交通事情について、初めての方向けにご紹介していきます。

まず23区内で言えば、基本的に皇居が中心となっていると考えると大局的に理解しやすいはずです。ざっくりとした捉え方ですが、皇居よりも北側の豊島区、板橋区などは城北エリア、東側は隅田川や荒川の東側を含めた城東エリア、世田谷区や杉並区などの城西エリア、品川区や大田区などの城南エリアと、東西南北4つに分けて考えられます。(なお千代田区、中央区など皇居にきわめて近いエリアは都心区として別で考えられることもあります)

首都高のインター、ジャンクション、分岐を図解で覚える

そして、環状線が多いのも特徴です。環状線、つまり円周のように大きく円を描くような路線です。皇居周辺の内堀通り、外堀通りをはじめ、明治通り、山手通り、環七、環八など、同心円状に外側に広がるように道路があります。これらはどれも国道ではなく、都道です。旧街道がベースになってる国道と合わせて、これらの主要道路だけを抜き出してみると、全体像がよく見えるはずです。

上記の主要道路は、どれも物流の大動脈ですので、なるべく渋滞のないように設計されていて、初めて走る場合でも比較的走りやすいはずです。路上駐車や駐停車が禁止されているところも多いため、混雑が激しくない限りは、さほど気を遣わずに走れるでしょう。ただし各環状線は、交差するたくさんの国道や幹線道路、または線路を避けるために、オーバーパスやアンダーパスが非常に多いのが特徴です。このため、交差点を右に曲がりたいのに、オーバーパスの手前で左の側道にいったん入ってから、右に曲がるといった、変速的な交差点も非常に多いです。どちらの車線にはいるべきか、渋滞時などはナビの案内で間に合わないような場合もありますので、案内標識を注意深く見ておきましょう。また、側道に行く車が渋滞しており、片側車線だけ激しく渋滞しているということもありますので、渋滞情報は早めにチェックしておきたいところです。

一方で、主要道路を離れて生活道路へ入ると、一転して非常に狭い迷路状の道になっている場所がたくさんあります。特にそういった道路が多いのは、下町の城東エリアと、世田谷などの城西エリアです。ミニバンなど大きめの車の場合は、迷い込まないように注意する必要がありますし、目的地が生活道路の中にあることが分かっている場合は、ナビを活用するのが無難です。こうした狭い道路では、一方通行の箇所もたくさんあり、時間帯によって通行が制限される道もあるので、初見で最短ルートでたどり着くには、かなり下調べしないと厳しいものがあります。最新のナビで対応しましょう。


・日時による混雑の動きは?

東京都心部は他の地方都市と同様に、物流の動きに応じて道路の混雑具合が変わってきます。つまり、土日に比べると平日の午前中は渋滞が多く、夕方にも渋滞が発生します。一方で、夜間は渋滞が少なく、物量の少ない日曜日には、特に都心部では極端に交通量が減ります。

そして、いわゆる五十日には納品を急ぐトラックや営業車が多く、さらに雨天時には交通量が一気に多くなります。同様に金曜日など休前日も混雑が激しくなります。

他の地方と同様に、川を越えるための橋の前後や、踏切付近は混雑します。そして、東京ならではの混雑箇所は、広い横断歩道を持つ道路での渋滞です。街中では絶対的な人出が多いため、歩行者の数も多く、歩行者を待ってから右左折しなければならない交差点では、1回の信号で数台しか進めないということも良くあります。

なお、普段から渋滞している箇所については、ある程度読めますし、ノロノロながら進むことができる場合が多いですが、突発的な事故や工事での渋滞では、完全に停止してしまうようなこともあります。特に年度末の1月~3月は要注意です。


・ドライバーのマナーは?
東京都心を走るドライバーのマナーは、さほど悪くないと言われています。トラックやタクシー、営業車など、職業ドライバーが非常に多いこともその一因ですが、渋滞する箇所ではどうにも仕方がないという点、そして多少強引な運転で急いだとしても、信号の絶対数が多く、ほとんど到着時間が変わらないという点を悟っているドライバーは、無茶な運転をしません。合流路でも、1台づつ交互に走るのがマナーとなっています。ただし、一部のタクシーは、時期や時間帯にもよりますが、切羽詰まったような運転をする場合がありますので、注意が必要です。

・多い車種は?
道路を走る車種で見ると、東京では他の地域に比べて非常に多いのがタクシーです。大手のタクシー会社はもちろん、個人タクシーやハイヤーも含めると、非常に多くの二種免許向け車両が走行しています。客を運ぶ車両ですから、本来であれば安全を最優先させた運転であるべきところですが、道路事情や過当競争によって、周囲の車の流れを止めてしまう車両も頻繁に見受けられます。これは流しでの乗客が多いため、やむを得ない部分でもありますが、初めて都心を走る場合は特に注意すべき対象となります。

また、都心に近づくほど多くなるのが、原付やビッグスクーターといった二輪車です。一時期のブームから比べると少なくはなりましたが、それでも都心部での移動の手軽さから、これらの二輪車を使う方が多いので要注意です。特に渋滞しがちな都道では、車の右からも左からも追い越ししていきますので、車線変更や、路地からの無理な右左折は厳禁です。そして、これらの二輪車だけでなく、最近はスポーツ系の自転車で幹線道路を通行する方が増えていますので、要注意です。こうした二輪車や自転車は、首都高などの高架下の道路では、太い柱の影になってしまうこともあります。天気の良い日ほど、空の明るさと高架下の暗さのコントラストが高くなっていますので、十分注意しましょう。

なお、こうした都心部では、もし道路を間違えたとしても、上述の通り無理な右左折は厳禁です。接触事故を起こすよりは、遠回りしてでも安全を優先させた方が良いはずです。交通量そのものと、交通の種類も多いことを念頭に置いて運転しましょう。


・通っておくべき道路は?

 観光を兼ねて東京をドライブする場合は、通過するだけでも見ごたえがあるような道路がお勧めです。ディズニーランドやスカイツリーといった、いわゆるハコモノの観光地は、来るから降りてじっくり時間を掛けることが前提ですが、そうではなくゆっくり車窓から眺めるだけでも楽しい場所もたくさんあります。

・首都高中央環状線(C2)葛西JCT~港北JCT付近
東京都心(山の手側)の全景が一望できる道路です。首都高の中でも景色が良い路線で、スカイツリーと東京タワーが両方とも見ることができます。

・首都高11号台場線もしくは下道でレインボーブリッジ
観光地として人気のお台場エリアから、品川方面までの東京湾を一望できるのがレインボーブリッジです。有料道路ではありますが、首都高の道路からは遮るものなく東京湾を見渡すことができます。

・東京ゲートブリッジ~羽田空港
木場付近からお台場の南端へと通っている新しい橋が東京ゲートブリッジです。一般道ですので、気軽に通過できますが、海に囲まれた道路からお台場方面や豊洲方面を眺めることができます。

・中央通り(上野付近~新橋付近)
上野、秋葉原、神田、日本橋、銀座と東京の目抜き通りを通れば、たくさんの商業施設や飲食店、通りの賑わいを感じることができます。ただし混雑には要注意です。

・春日通り
東京ドーム付近を通る広い道路は開放的で、東京ドームシティやラクーアなどのレジャー施設が目を引くドライブスポットです。

 

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