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クラッチペダル操作、ありがちな間違い・勘違い

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「MTは渋滞が面倒くさい」「信号待ちごとにいちいちクラッチ踏むのは疲れる」「日本のゴミゴミした道路にMT車は合わない」これらの意見はよく聞かれるものです。このような考え方から、国内でAT車やCVT車などの2ペダル車が普及したのは事実でしょう。しかし、これらの意見自体は誤った捉え方です。

渋滞で面倒臭くないのはMT車


多くのMT経験者、すなわち教習でMTを運転したことがあったり、過去に一度でもMT車を運転した経験がある方にとって、「発進」について深く考えたことはあるでしょうか。教習所で習った1〜2コマ程度の発進の教え以外に、本当にその発進方法が正しいものかどうか。最短時間で操作を終えることができ、クラッチにも駆動系にも優しく、足の負担も最小限のものになっているかどうか、考えたり練習したりしたことがあるでしょうか。

 

ここでは、MT車を運転したことがない方の意見は、一旦脇に置かせて頂きたいと思います。おそらく、周囲のMT車を運転したことがある人からの意見に影響されている可能性が高いと思われるからです。

もし、上記のように、発進操作について時間を掛けて向き合うことなく、慣れたからというだけの理由で、自分の発進操作を見直したことがなかったとしたら、それは発進操作にムダがある可能性が非常に高いです。

Shift-UP Clubの指導経験では、何年もの間、日常的にMT車のマイカーを運転している人たちの中でも、6〜7割の方がムダの多い発進操作をしていたことが分かりました。しかし、それらのムダも、理論理解と練習を合わせて、たった90分程度の時間を使っただけで、運転に変化が見られました。こうした改善は、その後の運転時間すべてに生きてきます。

発進操作にムダがあれば、信号が多い都市部や渋滞路が面倒くさいと感じるのは当然です。しなくても良い負担を手足に掛けているからです。つまり、まだまだ発進操作を最適化する余地があるのに、その方法が分からないため、何もしていないという状態なのです。

この背景には、教習所において発進操作の習熟にかける時間が圧倒的に少ないということ。そして、理論理解が軽視されてるということが遠因として存在しています。エンストしてしまうのではないか、という心配がMT車を運転する上での心理的な負担となっているのは明らかです。エンストの可能性があるのは、ほぼ発進時に限られます。それにも関わらず、不安を完全に払拭するための教育が行われていないのが現状です。実際は、なぜエンストするのかを理解して、それに従って練習すれば、100%エンストしない発進を覚えることができるのです。さらに、より短い時間で、足への負担もほとんどないクラッチ操作を覚えることができるのです。

発進操作にムダがある方の兆候は、次のようなものです。

★ベテランでも要注意。MTのムダ・チェック

 

これらに思い当たるフシがある方は、発進時のクラッチ操作が最適化されていない可能性があります。そのまま運転していては、渋滞などで負担を感じる可能性がありますし、坂道発進に苦手意識を持っている可能性もあります。最適化された発進操作ならば、坂道発進に苦手意識をもつことはありません。いかなる路面でもエンストのしようがないからです。左足を使うのも必要最小限で、疲れを感じることはありませんし、いざという時の動力切断装置の存在を意識できているというメリットの方が大きいものです。

MT車の発進操作に不安を感じている方は、一度運転教材もしくは指導を受けることで、自分の操作方法を見直してみてはいかがでしょうか。負担を感じることなく、自分自身で車をコントロールしている喜びだけを享受できるようになります。

 

MT車専用サイト
教習所では教えない[MT車を 3日 で完全攻略する裏技]

 

mt_coverpage1.jpg mt車攻略マニュアル

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