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電気自動車(EV)のデメリット

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電気自動車(EV)のデメリット

EV、いわゆる電気自動車のシェアが徐々に増えてきています。ドイツのフォルクスワーゲンの不正に端を発した、ディーゼル車のイメージ悪化をきっかけにして、一気にEVへのシフトが進むのでは、という論調がメディアの各所で見られます。しかし、下記にご紹介する記事の通り、EVにもガソリン車と同様に一長一短があり、明るい未来を無条件で運んでくれるものではないようです。

●オーナーが実感した難しさ!ガソリン車では考えられない電気自動車のトラブル5選

~充電器の混雑やトラブルで予定が大幅に狂うことも!~
まだまだ発展途上な部分はあるものの、街なかで見かける機会も増えてきた電気自動車。とくにモーター駆動による圧倒的なトルク感やシームレスな加速に魅了された人も少なくないようだ。そんな運転する楽しみもある電気自動車ではあるが、ガソリン車ではありえない思わぬトラブルに遭遇することもある。今回はそんなトラブル事例をご紹介しよう。

1)電欠の恐怖と読めない時間
電気自動車で一番心配なのが電欠だ。ガソリン車のガス欠とは異なり、持ち運ぶことが実質不可能な電気だけにいっそう気にする人も多いだろう。とくに充電スタンドの混雑は、予定が大きく狂う要因ともなってしまうが、これもガソリンスタンドの混雑よりも圧倒的に時間がかかってしまう。

2)充電器のトラブルは死活問題
また、怖いのが充電器のトラブルだ。ある程度アプリやネット上の情報で情報を収集することはできるが、突発的なトラブルまではカバーしきれない部分がある。バッテリーに余裕があればいいが、ギリギリの状態でたどり着いた充電器がトラブルで使えないとなると完全に詰みとなってしまうのだ。

~バッテリーは温度が上がっても下がってもトラブルの原因に~

3)バッテリー温度の上昇
ガソリン車でも水温が適正値よりも上がってしまうとオーバーヒートというトラブルに繋がる。しかし、しっかりメンテナンスがなされている車両であれば、普通に走っている限りオーバーヒート状態に陥る可能性は非常に低い。

一方、電気自動車はバッテリーに急激な放電や充電のような負荷を与えると、みるみる温度が上昇してしまう。これは何もサーキット走行のような激しいものでなくても、例えば高速道を延々とひた走り、バッテリーが減った状態でサービスエリアの急速充電器を使って急速充電を行う、という形であっという間に温度が上昇してしまうのだ。バッテリーの温度が上がると充電のスピードも落ちるし、上がり過ぎると出力が絞られることも。もちろんバッテリーの劣化にも影響するので、いいことなしなのである。

4)冷え切ったバッテリーも問題
アツアツになったバッテリーも問題だが、バッテリーの温度が冷えすぎるのも問題となる。バッテリーの温度が低すぎても十分な性能が発揮できず、バッテリーの消費速度も上がってしまうのだ。寒い時期にスマホの充電が早くなくなってしまう経験をした人もいるかと思うが、まさにそれと同じことが電気自動車にも起こるというわけなのである。ちなみに電気自動車も車種によってはバッテリー用の冷却装置やヒーターが備わっているものもあり、そういったモデルであればバッテリー温度の問題はやや改善されるが、完全に解決できるものではない。

5)バッテリーの劣化問題
電気自動車オーナーが一番戦々恐々としているのはやはりバッテリーの劣化ではないだろうか。最近のモデルはバッテリー本体の改良や保証制度の充実によって不安の度合いはかなり下がったと言えるが、それでも不安であることに違いはない。とはいえ、エンジンを搭載したモデルでも経年劣化でパワーや航続距離(つまり燃費)が悪化するわけなのだが、電気自動車の方が精神的にくるのはなぜなのだろうか。

引用元;WEB CARTOP


電気自動車というのは技術自体は古く、内燃機関よりも前から市販化されているものです。日本メーカーやドイツの一部メーカーではコマーシャリズムによって、EVこそが先進的だというイメージを植え付けるのに躍起です。しかし、技術的な進歩は、ほぼバッテリーに限られると言っても過言ではないかも知れません。古い時代の電気自動車から比べれば、軽量高剛性のボディや技術の結晶であるタイヤなどは、別物であるかのように進化していますが、これらは動力によらずエンジンで動く車であっても享受できる技術です。車の電池と言えば鉛バッテリーしかなかった昔から比べると、飛躍的に進化したのはバッテリーです。高効率化されたバッテリーによってEVが注目されていると言えるのです。

しかし、いくらバッテリーが進化しても、電気の基本的な性質から逃れることは困難です。すなわち、保存が難しく漏電・自然放電に弱い、電解質の質量と電気の量が比例する、といった要素です。長期駐車してもなんとか動かせるガソリン車と違い、電気自動車は自然放電します。また充電に時間が掛かるのはもちろん、充放電を一定回数繰り返すとバッテリーそのものが劣化していきます。航続距離やエアコンのことを考えて容量を増やそうとすると重量が大きくなります。トラックなど大型化すればするほど、重量級の問題となってきます。またヘビーデューティな使い方も不安で、一部RV車もありますが悪路での振動・衝撃・気温などはバッテリーへの負荷が深刻です。このことは、災害大国である日本での完全普及を阻むものかも知れません。特に水害時は信頼性に疑問符が付きます。そして、市街地ならばEV(モーター)のメリットである初動時の高トルクを活かせるものの、高速道路のような高速度の一定巡行でのバッテリーの酷使は課題のひとつです。そして、見逃せない問題点は、自動運転システムとの相性の悪さです。EVで自動運転を謳うテスラ社を挙げて反証する方もいるかも知れませんが、これはまだ「運転支援」の段階です。自動運転、正確には「自律自動運転」を実現するには、高精度なセンサー類が現状の何倍も必要となり、リアルタイム画像解析を行う演算部分も含めると、大量の電力を消費すると言われています。つまり、自動運転の機能をつけると大幅に航続距離が短くなってしまう訳です。

このようにみると、多少コストが高くなってもハイブリッド車が優位であることが分かります。渋滞などの多い市街地などではモーターで、高速道路の巡行などではエンジンで駆動するというのは、技術的に理に適っています。自動運転技術との相性も問題ないでしょう。メディアが一斉に報じるようなEVへの傾倒というのは考えずらく、冷静に見ていく必要があるのではないでしょうか。

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