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ボタン式エアコン操作系からタッチ式またはディスプレイ式へ

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従来は多数のボタンで操作していたものが、ディスプレイ式に変わることによって1つのディスプレイのみで済むという方向になっています。そのきっかけは言うまでもなくスマートフォンやタブレットの普及で、従来のような物理キーで操作していた携帯電話とは異なり、物理キーは無しで、ディスプレイ内のソフトウェアキーのみで操作することが一般化したことが挙げられます。

メリットとしては、ソフトウェアの制御のみでアップデートが簡便であり、多数の機能を整理して提供できる点にあります。ところが、必ずしも自動車の運転とマッチするかと言えば、これは違います。自動車の運転時に、運転以外の副次的な操作、エアコン操作やナビ、オーディオの操作といったものは、ウインカーや灯火類の操作と同等の操作性が求められます。つまり、直観的に操作できる、というものです。そのためには、覚えやすい、操作しやすい、視界を奪わない、運転操作に支障をきたさないという性能が求められます。

ところが、近年のディスプレイ式の操作類では確実な運転操作へ支障をきたすものが増えつつあります。エアコンの操作、例えば温度を上げたいというだけの要求に対して、ディスプレイのモード切替ボタンを数回押して、指ひとつ分ほどしかない大きさの、温度上昇アイコンを探して正確にタッチすることが求められます。物理キーではないため、ブランドタッチは不可能で、つるつるのディスプレー面から視覚情報だけを頼りにボタンを探してタッチします。運転中にスマホを操作することが違反となることからも分かるように、視覚を奪い、深視力を必要とするディスプレイ式の操作は運転と相性が悪いものです。

例えばワイパーレバーのように、物理キーであり、なおかつ視界を奪われずに操作ができる。そのような設計になっていた方が、走行中に操作する可能性があるものは適しています。もはや操作の頻度で言えば、ワイパーレバーなどと同等の操作頻度になったと思われるインフォテインメント系に関しても、一部の操作は視界を奪われずに操作できるようにする工夫は必須になったと言えるのではないでしょうか。主にリビングなど静止状態で使用する想定の「スマホ」に習って、ディスプレイ上をタッチして操作する方法は、少なくとも車の運転には不向きです。

 

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