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トヨタセーフティセンスやホンダセンシング等の注意点

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トヨタセーフティセンスやホンダセンシングなど

 

「サポカー」の愛称で搭載が進んでいる、電子制御による先進機能の数々ですが、ドライバーにとって最も助かるのは、いわゆるオートクルズ(以下ACC)ではないでしょうか。正確にはアダプティブ・オートクルズですが、全車速対応になったことにより、高速道路では渋滞しているときも停車から(レバー操作等により)発進までしてくれて、疲労が大きく軽減されます。さらに、ステアリングアシストも同時に有効にできるモデルでは、いわゆる高速道路・同一車線限定ですが、自動運転が可能です。

このように便利なACCですが、現在の技術では限界もあります。しかも、人間が運転する場合とは違った場面に難しさがあるようですので、機能を利用する場合はよく心得ておく必要があります。いくつかご紹介します。

 

・車間距離を保つ際の、許容誤差の違い
設定した車間距離を基準とした、許容できる誤差の範囲が狭いと、前車が急加速した際に自車も急加速する。自車の前に割り込みがあった場合も、急ブレーキを掛けるような動作になる。

・割り込み時の対応
概ねどのメーカーのACCも割り込みには対応していないが、アイサイトは割り込み認識と前車の車線外れ認識時に、音で知らせてくれるため、安心感あり。

・合流時の対応
首都高の箱崎JCTや熊野町JCT、小菅JCTなどの折り込み区間では合流ができない。周囲の車のウインカーや車線変更の意思を、人間のドライバーのように読み取ってくれることはない。自車の前にスムーズに譲ってあげることも困難。

・落下物への対応
木材やビニールシート、タイヤ片、釘、工具、ビニール袋、ペットボトルなど、様々な落し物が道路上で見られるが、よほど大きなものでない限り基本的に認識しない。そのため車任せにしていると、木材でも釘でも踏んでしまう。人間ドライバーならば、踏んでも大丈夫そうかダメそうかを瞬時に判断して、踏むか避けるかを決めるが、現状のシステムでは不可能。

・急カーブへの対応
急カーブで前車を見失うと、設定速度まで猛然と加速していく。その先が急カーブだと分かっているため恐怖を感じる。

・緊急工事への対応
工事現場に置かれるコーンは概ね認識しない。発煙筒も認識しないため、車線が減ることを予測して早めに車線変更することができない。

・緊急車両への対応
後方からサイレンを鳴らした緊急車両が迫ってきていても、システムは一切感知しない。車任せにしていると、周囲の車が左右に避ける中、自車だけが邪魔になってしまう。

・警察の指示への対応
緊急時の警察官の指示に従うことができない。停止しろ、進め、車線を移れといった指示は一切感知しない。


上記の他にも、フロントのレーダー部分が降雪によって覆われて、レーダーを利用する制御機能が停止したなどの報告があります。将来的にはカメラやレーダー、上位のライダーなど様々なセンサーが複合的に搭載される予定ですが、物理的に利用できなくなることがあるという点にも留意しておく必要があります。

 

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