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自動運転車の事故の特徴

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自動運転車の事故

自動運転関連の技術は各社が現在開発に注力しているところです。レベル1〜3の自動運転技術を搭載した市販車は既に公道を走っています。そして、自動運転車による事故も年を追って発生しています。ここでは、主なものだけ引用します。


米国での重大事故例

 

2016年9月米カリフォルニア州、グーグル、路肩の砂袋を障害物として検知していったん停止、進路を変更し発進したところバスと衝突した。双方とも低速のため負傷者なし。

2016年5月米フロリダ州、テスラ、部分自動運転中。信号のない交差点で白いトレーラーを認識できず衝突。速度が出たまま衝突と思われドライバー死亡。

2018年3月米アリゾナ州、ウーバー、自動運転中。夜間に自転車を押し歩きで道路を横断していた歩行者を認識できず時速60km程度で衝突し歩行者死亡。搭乗中の添乗員は無傷。

2018年3月米カリフォルニア州、テスラ、部分的な自動運転中。高速道路の分離帯に直接衝突。ドライバー死亡。直前にシステムから人間制御を要求したが従わず。

 

 

上記はすべて、自動運転のテストで先行するアメリカでの事例ですが、日本でもすでに事故は発生しています。

自動運転車の事故の特徴は、もし人間のドライバーが運転していたならば、起きなかったタイプのものが多いということです。上記に挙げた事例でも、もし人間が運転していれば何事もなく走行を続けていたでしょうし、運転席(※)に乗っていた人が前方を注視してハンドルやペダルを操作していれば防げたに違いない類のものです。しかし、自動運転ということで運転を放棄(もしくはテスト走行のための事務処理)していたがために発生してしまった事故ばかりです。

※運転席のない完全自動運転車も開発を検討されています

こうした事故は、自動運転車の開発を遅らせます。なぜなら新たな危険を生んでいるとしか見えない車に対しては、保守的な人ほど怖さを感じるからです。自動運転などに頼らず、人間が運転すればいいだけなのですから。

人間がクリアできる状況は、すべてクリアできる。これが自動運転車が自動運転車として存在するために課せられた最低限の機能ではないでしょうか?期待されているのは、この最低限のラインから一歩進んで、人間では回避できない危険を自動で回避してくれる水準です。多くの自動車メーカーは、2020年〜2025年を目処に完全な自動運転を実現すると強弁していますが、事故の事例およびその種類を見ると、期待する水準に達するには、あまりに遠い道のりであるようです。

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