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【MT車】アストンマーチン~本物の車には本物のトランスミッション

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アストンマーチン~本物の車には本物のトランスミッション

誰でも運転できる簡易版トランスミッションのATではなく、習得は必要だが細かく手動で調節可能な7MTを採用しています。そしてMTの機構にテクノロジーを合わせて、必要な場合に変速をアシストする形式になつています。MTでの運転を基本とすることで、正しい技術進化のさせ方だと言えます。なおトヨタのカローラスポーツなどに採用されているiMTも、同じような方向性の技術です。

 

●8速ATに代えて専用の7速MTを搭載

新型ヴァンテージAMRには、ダウンサイズの直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力は510ps/6000rpm、最大トルクは63.7kgm/2000~5000rpmを引き出す。トランスミッションはZF製8速ATに代えて、専用の7速MTを採用する。
この7速MTは、イタリア・グラツィアーノ社がモータースポーツから着想を得て開発したもの。このトランスミッションは、「ドグレッグ」と呼ばれる独自のシフトパターンが特徴だ。正確かつ繊細なシフトを追求し、ハンドステッチが施された革張りのギアシフトレバーを採用した。1速ギアが左手前に設置されたこの独特なシフトパターンの大きな利点は、走行中に頻繁に使用する2~7速ギアをダブルHパターンに配置できることにあるという。

さらに、マニュアル車ならではの運転する喜びや車両との一体感を実現するため、新型ヴァンテージAMRのトランスミッションには、LSDが組み合わされている。このディファレンシャルには、アストンマーティンのチーフエンジニアのマット・ベッカー氏が率いるダイナミクスチームが拠点としている英国シルバーストンサーキットにおいて、徹底的なチューニングが施されたという。

95kgの軽量化を実現

また、この7速MTには、「AMSHIFT」と呼ばれる機能が採用された。ドライバーによる選択が可能なこのシステムは、クラッチ、シフトポジション、プロペラシャフトの各センサー情報とエンジンマネージメントプログラムを組み合わせることにより、ヒール&トゥによるシフトダウンを自動的に行う。ヒール&トゥは、ブレーキングとギアシフトを行いながら、同時にブリッピングを行うことにより、よりスムーズに減速して、より速くコーナリングするドライビングテクニックだ。さらに、AMSHIFTはフルスロットル状態でシフトアップする際に、最大限のスムーズさを実現すると同時に、加速の中断を最小限に抑えている。
新型ヴァンテージAMRには、カーボンセラミックブレーキを標準装備するなどして、95kgの軽量化を実現した。ドライバーの好みや路面状況によって車両のキャラクターを変化させることができるアダプティブダンピングシステムも搭載する。スカイフックテクノロジーを組み込んだこのシステムには、スポーツ、スポーツ+、トラック(サーキット)の3つのモードを設定。新型ヴァンテージAMRは、0~100km/h加速4秒、最高速314km/hの性能を備えている。

引用元;RESPONSE.JP


AT(オートマチックトランスミッション)は、自動変速機とも訳されます。運転操作を自動化する方向はかなり以前からある訳ですが、その究極の進化系は完全自動運転です。ハンドルもペダルも取り去った、運転席のない完全自動運転の車を理想としています。

一方で、スポーツドライビングをはじめとした、運転そのものを「技能」と見る方向も存在し続けています。これが、いまでもMT車が一定の割合で存続している理由のひとつです。低価格帯の車であれ、本記事のような高価格帯の車であれ、「運転すること」に重きを置いた車には、やはりMTが設定されますし、今後もその流れは続くでしょう。なぜなら、人間の操作になじむのは直観的で機械的な仕組みをもつMTが最も適しているからです。

このように、MT車が存在している限りは、自動車に関連する業界において、MT車を操作する技能をもつ必要性はあり続けます。したがって、免許を取得しようと教習所に通う場合は、AT限定ではなく普通免許で取得することが進められる訳です。

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