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MT車のシフトアップで車体にガクッというショックが出ます

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今回はMT車攻略マニュアルの読者の方から頂いたご質問と、Shift-UP Clubからの回答をご紹介します。


Q)MT車のギアチェンジに意識するべきとされている「回転合わせ」がよく分かりません。2速から3速に入れ、クラッチを離すとガクッというショックがあります。また、5速から4速や、4速から3速にシフトダウンにする時などもショックがあります。どうしたらスムーズにギアチェンジできますか?





A)回転合わせとは、エンジン回転数を、ギアチェンジ後の次のギアに合わせた適切な回転数に合わせてやることを指します。エンジン回転数はタコメーターを見ると数値で分かります。メーターがない車はエンジン音の大小で判断することになります。

シフトアップは比較的簡単に回転が合い易く、無意識でも勝手に回転が合う場合が多いです。なぜなら一段上のギアに必要な回転数は、今までよりもやや少ない回転数になりますので、クラッチ操作やシフト操作をしている間にエンジン回転は下がっていき、自然と次のギアに回転が合いやすいためです。

まず、ひとつのケースとして回転数が足りない状態(3速でその速度で走るには回転が足りない)だと、シフトショックが発生します。この場合は、シフトアップ中に「回転が勝手に落ちるのを待つ」だけでは逆効果で、どんどん回転数が下がってしまいますのでショックは発生してしまいます。

このようにシフトアップ時に回転不足になった場合は、ごく軽くアクセルを踏んで回転を合わせるとショックがなくなることがあります。この方法は、シフトミスのリカバリーで使うことのあるものです。

シフトアップ時に(シフトレバーが渋くて)次のギアにうまく入らず、タイミングを逸してエンジン回転が普段以上に下がってしまった場合などに、軽くアクセルを踏んでギアを入れ、クラッチをつないだりします。

ただ一方で、シフトショックの起こるもうひとつのケースとして、「回転が高すぎる」場合も考えられます。シフトレバーの操作を素早く行って、次のギアに入った瞬間にクラッチを繋いだりすると、回転落ちが不十分(回転が高すぎる)のため、シフトショックが発生します。この場合は、「回転落ちを待つ」だけで大丈夫です。十分に回転が落ちて、次のギアに合っていればシフトショックなくつなぐことができます。

まずはシフトアップ時に「回転が低すぎる」のか「回転が高すぎるのか」を見極めるのが
良いかと思います。具体的には上述のように、3速へギアを入れた後、クラッチをつなぐタイミングを「早め」たり、「遅め」たりして、ショックの変化を探ってみることです。これによって、よりショックの少ないタイミングに合わせていき、回転が合うところを体感的に掴んでみてください。

シフトダウンに関しても基本的には同じ考え方で、ギアチェンジする先のギアで走行するのに必要なエンジン回転を事前に出してあげればショックは発生しません。

なお、教習所では積極的にシフトダウンして低いギアにすることは習わないことがほとんどです。これは回転合わせを意識的に行う操作は習得に時間が掛かるため、教習時間的に余裕がないという点がひとつ。もうひとつは、積極的にシフトダウンしなくても、ブレーキさえ踏めばシフトダウンすることなく停止できますし、途中で再発進するときも十分に速度が落ちてから2速や1速にすれば運転できてしまうという点です。これをShift-UP Clubでは「消極的シフトダウン」と呼んでいます。教習所にはそういった事情があるのは確かですが、MT車を運転する上で、積極的なシフトダウンの習得は必要不可欠だと考えています。具体的な方法は「シフトチェンジ・ポイント上達」に詳述していますので是非ご入手ください。

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