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MTのニュートラル位置確認〜通称MTカコカコ〜

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MT車では、AT車と違って「ギアの選択や変更時に前方視界を奪われない」というメリットがあります。1速から4速、5速といったギアにシフトアップするときも、反対にシフトダウンするときも、Rに入れて後退するときも、シフトレバーに目をやる必要はありません。そして、それぞれのギアに入れる際に通過するニュートラルの際も、目をやる必要はありません。 この時に、シフトレバーを左右に揺すってみて、カコカコ動けば、どこにもギアが入っておらず、ニュートラルであることが分かります。これに関してネット記事で話題になっていたので引用してご紹介します。

 

●MTのニュートラル位置確認〜通称MTカコカコ〜
  MT(マニュアルトランスミッション)車では「必ずこれやる。分かってもらえるかな?」──。「うん、よく分かる。普通にやる」「全く分からん(こんなひと手間必要なの?)」。感想や反応の量が見事に真っ二つに分かれる事案が発生し、話題になっています。
カイトク(@los_kaitoku)さんが投稿したのは、MT車でエンジン始動前や停止時に行う「ある行動」の様子を撮った動画。シフトレバーを「カコカコ」と右に2回リズム良く動かしています。
この行動について、「やるやるw」「左右2回派」「というか教習所で教わった」「MT車の儀式だ」といった共感の反応が殺到。投稿した約4秒の動画は約67万回以上再生され、2万4000以上のいいねを集めました(12月20日時点)。
その一方で、「これなんでやっちゃうんですかねw」「AT車の人はわからない」となぜそんなにバズっているのかをいまいち理解できない人との間で、感想や反応の熱量が見事に分かれました。
これはMT車において「ニュートラルであるかどうかを確認するため」の行動です。
MT車は、シフトレバーが横にカコカコ動けば「ギアが入っていない」「ニュートラルである」ことを確認できます。ギアを入れたままエンジンをかけたら、あるいは信号停止の時にクラッチを離したらクルマが意図せず動いてしまいます。大多数のMT車乗りは安全のために、これを日常的に、時に無意識にやることで誤発進を防いでいます。
近年のクルマは「クラッチを踏まないとエンジンがかからない」のでこの行動は不要といった意見もありましたが、旧型のクルマは違いました。習慣として身についており、併せてやることで確実性を高めているという人も。加えて、運転免許取得以降MT車には無縁だったとしても「教習所で教わったこと」を覚えていた人が多かったようです。
「全く分からない」は、免許を持っていない人と、MT車は最初から運転しないAT限定免許の人が占めたようです。MT車の横に乗る機会さえもう少ないでしょうからそれも仕方ありません。MT車乗りの知人のクルマに乗ったら、あるいは路線バスやタクシーに乗ったときなどが見るチャンスですよ。
なおカイトクさん調べによると、このMTカコカコ儀式はいくつかの派閥があるようです。
・左右派
・左派
・右派
・前後左右派
・1回やる派
・2回やる派
・やらない派
・回す派
いろいろありますね。皆さんはこのMTカコカコ、何派ですか?
引用元;ヤフーニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000084-it_nlab-life

この記事の通り、MT車ではニュートラルを始め、ギアの位置を確認するのに、わざわざ手元を見る必要はありません。さらには、一般的な車のシフトパターンであれば、レバーを前に動かせば1速(前進)で、後ろに動かせばリバース(後退)となっていて、直感的です。

一方で、AT車を始めとした2ペダル車には、このような前方視界を奪わない工夫はありません。セレクトレバーを目視するために視線を下に落とし、本当にそのギアに入ったかどうかをメーターパネルの小さなインジケータを探して目視しないと、発進させることはできません。ニュートラルの確認も同じです(もっともAT車でニュートラルに入れる習慣はありません)。そして、ギアポジションの配置も、R(後退)が前の位置で、D(前進)が後ろに配置されていたりします。こうしたギアの入れ間違いを誘う設計と、ニュートラルを使う習慣がないということが重なって、パニック時にアクセルとブレーキを踏み間違えてしまう土台になっているものと思われます。

MTのニュートラル位置確認〜通称MTカコカコ〜

ATやCVT、またはDCTといった電子制御のトランスミッションが新しくて優れていて、MTは昔の技術だ、と勘違いしている方が少なくありません。しかし、上記の一例でも分かる通り、MTを完成形の基準として、いかにMTに近づいたかを競っている、というのが2ペダル車の実情です。特に大きいのは別稿で何度もご紹介している通り、走行品質がMTに追いついていないという点です。これが、MTの車種数が少なくなった現在でも、MTを好んで乗り続ける人がいなくならない理由です。

上記の記事にあることは、普通免許(MTコース)で教習所に通う方なら、技能教習で習う動作です。少なくとも、教習所に通う際は、MTも運転できる免許を取得しておくことを強くお勧めします。

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