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TPMSのススメ、使い方、表示の変化

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タイヤ・モニタリング・システム(TPMS)とは、タイヤの空気圧をリアルタイムで計測してくれるもの。近年の車では、スペアタイヤを積まずに、パンク修理キットだけを搭載する車種が増えてきています。燃費向上のための軽量化のためだったり、コスト削減だったりと様々な理由はありますが、こうした車こそTPMSを導入することをお勧めします。

使い方は非常に簡単で、ひとたび設置すれば、操作することは何もありません。車内に設置されたモニターに、タイヤの空気圧が表示されますので、その数値が適正な空気圧を指しているかを見るだけです。本来は、エンジン始動前にタイヤエアゲージを使って、四輪の空気圧を見るという始動前点検を行うべきですが、TPMSを設置すれば、タイヤを目視して確認するだけでタイヤの点検は完了します。

実際にTPMSを搭載したことによって助かった事例を挙げます。純正のタイヤから使い続けて、およそ8部山になった乗用車にTPMSを設置しました。タイヤの空気に関しては、月に1度の頻度で、規定値に合わせて充填していました。このオーナーが設置したTPMSはタイヤの空気圧と温度が表示されるタイプです。いつも通りにガソリンスタンドで規定値に合わせて空気圧を調節してから2週間ほど経ったある時、左のリアタイヤだけ空気圧が低いことに気づきました。他の3輪よりも1割以上も低かったのです。通常であれば、走り出して温度が上がってくると、タイヤの空気圧も若干上がってきて、実際に他の3輪は空気圧が若干上がったのに、左リアタイヤだけは空気圧が上がりません。むしろ若干下がっています。

実際に左リアタイヤを目で見ても、石が挟まったりしているものの、特に変わった様子はありません。見た目で分かるようなタイヤのたわみもなければ、サイドウォールに擦り傷なども見当たりません。そこで、とりあえずもう一度空気圧を規定値に合わせて様子を見ることにしました。

タイヤに釘状の針金

ところが数日後、やはり左リアタイヤだけ空気圧の数値が若干下がっています。やはりこれはおかしいので、車を前後に動かしながら、タイヤの接地面をもう一度よく見て見ることにしました。すると、タイヤの溝に挟まった石ころに似た、小さな針金が見つかりました。直径にして1〜2mm程度ですが、釘やネジのような頭もなく、少し鍵状にねじれているだけで、溝に挟まった小石だと誤認していたようです。ここで抜くのは危険なので、すぐにガソリンスタンドへ持ち込みパンク修理を依頼しました。

車載のパンク修理キットを使うと、薬剤がタイヤ内に入りこんで洗浄が必要だったりして手間とコストがかかることがあるため、自走できるならガソリンスタンドやディーラー、カー用品店などに持ち込んでパンク修理を依頼した方が良いでしょう。

ガソリンスタンドでの修理によって、パンクは完全に修理できました。このような、パンクの場合は、徐々に空気が抜けていき、ドライバーが長期間気づかない場合もよくあります。このような場合でも、月に一度、定期的に空気圧を調節するオーナーなら良いのですが、そうでなければパンクに気づくのは、いよいよタイヤがたわむほど空気が抜けた時です。こうなると自走は難しいですし、無理に走ればホイールを傷つけ、修理代も一気にかさみます。安全面でも、もし高速道路上で前輪がこのようになったら、大きな事故につながりかねません。

このように、TPMSを搭載すれば深刻なパンクも早期発見できますし、何よりタイヤへの意識が高まりますので、安全運転のためにも非常にお勧めできます。スペアタイヤを積んでいないコンパクトカーなどに乗る方こそ、TPMSの導入をお勧めします。

TPMSとは?~タイヤ空気圧監視
TPMS(タイヤ空気圧・温度モニタリングシステム)の勧め

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