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発進の手順

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発進の手順

教習中の方、すでに免許を取得した方のために、車に乗り込んでから、出発するまでの手順をまとめてみました。教習所で教わる順序と異なる場合もありますが、安全につながる下記の手順をぜひ習慣化しましょう。車を発進させる場面は、車を駐車する場合と同様にとても事故が多い瞬間です。煩わしく思う点もあるかも知れませんが、これを省略したが故に、我が子を轢いてしまったなどの悲しい事故も複数発生しています。運転に慣れたつもりの方も、いま一度見直してみましょう。

 



・周囲の安全確認後シートに乗り込む
車に乗り込む前に、車の周りを一周して周囲の状況を確認します。小さな子供やペット、障害物などがないかを確認します。これを怠ると、車を擦ったり、最悪子供を轢いてしまう事故につながります。実例を挙げると、日本橋の交差点付近に路上駐車していたワゴン車が、目の前に置かれた赤いコーンの存在に気づかずに引きずったまま交差点に進入したのを目撃したことがあります。周囲の安全確認をする際に、同時にタイヤの空気圧や摩耗具合を目視確認する習慣をつけるとベターです。

・シートを調節する
シートの調節は乗り込んですぐ、必ずエンジンを掛ける前に行います。シートの前後調節、バックレストの角度を調節するだけでなく、ハンドルの上下(チルト)、手前奥(テレスコピック)も調節しましょう。ブレーキペダルを自然に奥まで踏み込むことができる前後位置、ハンドルを余裕を持って回すことができるハンドル位置に調節します。

・ルームミラー、サイドミラーを調節する
バックミラー類はシートポジションが整ったら、エンジンを掛ける前に行います。特に重要なのはサイドミラーで、自車の車体の一部と背景景色が同時に映るように調節しましょう。

・シートベルトを着用する
シートベルトは腰骨を押さえつけるようにしっかりと締めます。胸から肩にかけては絡むことのないように正しく装着しましょう。

・同乗者のシートベルト着用を確認する
同乗者がいる場合は、後部座席も含めてすべての乗員がシートベルトをし終わったことを確認しましょう。乗車している人数分すべてのシートベルトがきちんと締め終わるまでは、エンジンを掛けてはいけません。横着して、走り出してから走行中に締めてもらえばいい、という考えではいけません。シートベルト着用をうながすのは運転者の義務ですし、走行中にベルトを締めてもらう習慣を付けてしまえば、いつ検挙されてもおかしくありません。第一危険であり、少しでも車が走行していれば、暴走車からもらい事故を受ける恐れもある訳です。シートベルトの着用はエンジンを掛ける前に徹底しましょう。

・フットブレーキを踏む
いよいよエンジンを掛ける前の最終準備として、フットブレーキを踏みます。エンジンを掛ける(EV車は起動する)ということは、動力源がオンになるということであり、激しい回転運動が発生します。何らかの理由で動力がタイヤに伝われば、車は暴走します。不測の事態に対応するために、必ずフットブレーキをしっかりと踏んでからエンジンを掛けるようにします。なお、このブレーキを踏んだ時点で、リアのブレーキランプは点灯しますので、後続車からもブレーキを踏んだことが分かります。

・エンジンをかける(起動する)
ブレーキをしっかり踏んでいることを確認しながら、エンジンを始動します。通常はスタートボタンを押すだけです。旧型の車であれば、キーをシリンダーに差し込んで、ONの位置まで捻ってから手を戻します。これで「キュルキュルキュル」「ブオーン」といった具合にエンジンが始動します。ハイブリッド車やEVでは、無音で、スタートボタンを押した時点でシステムは起動します。

・車両の周囲を目視確認する
既に外周を確認してから乗り込みましたが、エンジンを掛けてから動き出す前に、もう一度運転席から車の周りを目視確認します。歩行者・自転車・バイクなど危険が迫っていないかを確認します。

・レバーをⅮにする
ATのセレクトレバーをⅮの位置に合わせます。これで前進ギアに入り、動力がタイヤまで接続された状態になります。まだフットブレーキはしっかり踏んだままにします。

・パーキングブレーキを解除する
フットブレーキをしっかり踏んだまま、パーキングブレーキを解除します。パーキングブレーキは車種によって位置が異なりますので、乗り慣れない車両の場合は注意しましょう。EPBといって、電子式のパーキングブレーキでは、ボタンを押したり、小さなボタン型レバーを引っ張たりして操作します。万が一、パーキングブレーキを解除せずに走り出した場合、普通警告音と警告表示がメーター部分に現れますので、落ち着いて解除しましょう。

・方向指示器を右に出す
車を発進させるため、右に方向指示器を出します。この時、後続車が来ているかどうかを右のサイドミラーやルームミラーを見て確認しながら行いましょう。

・ブレーキペダルを緩める
ブレーキペダルを緩めると、車はゆっくりと動き出します。狭い場所から発進する場合は、いっきにブレーキペダルから足を離すのではなく、ゆっくりとペダルを緩めるようにして速度調節しましょう。

・アクセルペダルを踏む
ブレーキペダルから足を離したら、アクセルペダルを踏んで加速していきます。走行を始めたらメーターパネル部分を見て、警告などが表示されていないか、適正な速度で走っているかを確認しましょう。

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