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方向指示器(ウインカー)とは?出すタイミングは?

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方向指示器(ウインカー)とは?

このページの目次


※「方向指示器によって合図を出す」というのが正しい表記ですが、ここではウインカーを出す、方向指示器を出すなどという俗称で話をすすめます。



・方向指示器(ウインカー)とは?
方向指示器とは、自車がこの後、右方向へ進むのか、左方向へ進むのかを周囲の車へ示すための灯火です。右左折や駐車などの際に、適切なタイミングで操作することを義務付けられているものです。ウインカー・レバーを操作すると、右または左の一方だけの黄色(オレンジ)の灯火が一定の間隔で点滅します。後方の交通・前方の交通だけでなく、近年の車では横方向の交通に対しても、自車のどちら側の方向指示器が点灯しているのかが見えるように、左右合わせて6~8個程度の灯火が備えられています。

・方向指示器はどうやって操作するの?
ハンドル脇に備えられているウインカー・レバーを上または下に倒すことによって、左または右の方向を指し示します。大きな力を加える必要はなく、レバーを指2~3本で軽く傾ければ操作できます。きちんと動作したかどうかはメーターパネル内の右矢印、左矢印のインジケーターの点滅によって確認できます。また、「カチッカチッ」という断続的な音ですぐに分かります。ただし車種によっては、この動作音が非常に小さいため、音だけでなくメーターパネル内のインジケーターで確認した方が確実です。

・車種によって違いがあるのはなぜ?
車種によってウインカー・レバーの操作方法が異なる場合があります。まず外国車の多くは国産車とは反対の、ハンドル左側にウインカー・レバーが備わっています。これは、通行帯が日本とは左右逆で、運転席の位置も左右逆であることが原因で、日本仕様の右ハンドル車であってもウインカー・レバーは左側にあります。

また、この左右差だけでなく、レバーの動作が違う車種もあります。多くの国産車では、レバーを倒し込むと、倒れたその位置を維持して、再度手で押し戻すか、ハンドルが直進位置になったときに自動的に元の位置に戻ります。しかし、一部の車種では、レバーを倒し込んでもその位置には留まらずに、必ずすぐに元の位置に戻る動作の車種があります。しっかりと奥まで倒し込めばウインカーは点滅しますが、レバーはすぐ元の位置に戻ります。ハンドルが直進になったときにウインカーは消灯します。自分のタイミングで消灯させたい場合は、逆側に軽くレバーを傾けるとキャンセルされます。車線変更など、一時的にウインカーを出したいときは、奥まで倒し込むのではなく、軽く一度レバーを傾けます。レバーを傾けている間だけウインカーが点滅し、離せば消灯します。このような動作の方向指示器を持つ車は、点灯時間が短すぎるような操作を避けるため、自動的に点滅1回分を追加して、より明確に周囲に示すためという狙いがあります。

・方向指示器はどのタイミングで出すべき?
方向指示器は、交差点での右左折時は30m手前から点灯。車線変更時は概ね3回点滅させてからハンドル操作し、車線変更を完了後速やかに消灯。このタイミングが基本となります。「ハンドル操作を開始する前に、最低3回点滅させる」と覚えておけばよいでしょう。これは、点滅する灯火であるという性質上、たまたま周囲の車やバイク、歩行者が黄色に点灯したタイミングを見ておらず、動きを把握できなかったということが起こり得るからです。

ただし、点滅させる時間が長ければ長いほど良いかというとそういう訳ではなく、曲がりたい交差点より手前で曲がるものと勘違いされる恐れもあります。よくあるケースが、交差点付近に店舗の出入り口があるパターンです。店舗に入ろうと左折ウインカーを出したつもりが、後続車はその先の交差点で左折するものと受け止め、後続車がブレーキを掛けるタイミングが遅延。その結果、追突してしまうという事故はよく発生しています。こういうケースでは、交差点で曲がるときに出すウインカーよりも少し早めのタイミングで左折ウインカーを出し、店舗の手前で十分に減速する、という動きをすればより安全だと言えます。

・方向指示器を点けっぱなしの車、なぜ?
左右どちらかに曲がる訳でもない直線道路で、ウインカーが点けっぱなしの車をみたことがありませんか?これは、基本的にはうっかりウインカーを消し忘れたものでしょう。でも、ウインカーは点灯した後は自動的に戻る(消灯する)イメージがあるかと思います。ウインカーが自動的に戻るのは、右折または左折などを終えて、ハンドルを戻す際に、ハンドルが正面(直進状態)になった際です。したがって、追い越しや車線変更などでハンドルが正面にこない場合は、ウインカーは自動で戻りません。このような時は、自分でレバーを倒してウインカーを戻す必要があります。しかし、高級車などの中には、ウインカーの動作音が極端に小さく、ウインカーが動作していることに気づかないことがあります。また、エンジン音が大きいトラックなどのディーゼル車でも、ウインカー音に気づかないことがあります。このような戻し忘れを防ぐには、定期的に速度計を見る際に、ウインカーのインジケーターにも目をやることが有効です。もし周りにウインカーを点けっぱなしの車がいたら、なるべく距離を取ることです。方向指示器が本来の役割を果たしていない訳ですから、周囲からは動きが予測できず危険です。

・方向指示器を出さないとどうなる?
方向指示器を出さない、または戻し忘れた場合は違反点数1点、反則金6000円となります。方向指示器は周囲に自車の意思を伝える、唯一と言える大切なツールです。適切なタイミングで適切に出す、そして戻すということは法定義務ですので、しっかりと押さえておきましょう。なお地域特性として、ウインカーを出さないような文化があるということがあると聞きます。こうしたものは文化などではなく、法律違反が多発しているというだけです。どの地域でも、教習所で教わった通りの法律に従った運転を敢行しましょう。

・ウインカーライトの玉切れはどんな問題が?
ウインカーライトに限らず、車両の灯火はどのライトが玉切れしても車検には通りません。とりわけ、車両同士のコミュニケーションの役割を担う方向指示器は、玉切れを起こしてしまうとその役割を果たせませんので、大変危険です。玉切れとなる前に、ウインカーの点滅が非常に早くなる状態になりますので、早めに交換しましょう。なお、車両の前部、後部、側部どのライトが玉切れしても問題がありますので、速やかに交換しましょう。

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