トップページへ

MR(ミッドシップ)車とは

車の運転のコツ » 04自宅が教習所!? » MR(ミッドシップ)車とは

MR車(ミッドシップエンジン・リアドライブ)

●駆動方式の違い

自動車には、駆動輪というのがあって、その位置によりそれぞれ駆動方式が異なります。駆動輪とは、エンジンやモーター(電気自動車等の場合)といった動力源の回転を、どのタイヤに伝えて地面を蹴る力に変えるかというものです。例えば、フロントのボンネット内にエンジンがある車で、前輪にエンジンの駆動力を伝える方式のクルマの場合は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)と呼ばれます。それぞれの特徴とメリットおよびデメリットを見てみましょう。

●MR(ミッドシップ)車とは

MRとはミッドシップのことで、エンジンを車の真ん中、つまり運転席の真後ろに搭載していて、後輪を駆動するタイプの車です。通常のセダンタイプの車で言えば、後部座席に当たる部分が丸々エンジンルームとなるため、居住スペースのデザインが極端に難しくなる方式です。そのため、2人乗りクーペスタイルの、一部の高級スポーツカーに限られた方式だと言えます。

エンジンをこの位置に搭載するメリットとしては、車の中でも最も重量級であるパーツのエンジンやトランスミッションを、車体の真ん中(前輪と後輪の間)に配置することで、加速・減速・旋回という車の基本的な動きを、最大限に高められるという点があります。車の重量配分は、そのまま各タイヤへの荷重に影響し、MR車のように各タイヤのグリップ変化をきれいにすることによって、車が最も自然に動くことができるということです。

居住空間の確保が難しいというデメリットの他、走行風を当てにくいことによる冷却能力の不安や、室内へのエンジン音の侵入なども気になる方がいるでしょう。また、操作性が良い反面、操作に対して敏感・過敏であるとも言え、タイヤがグリップを失ってしまうと、一気にスピンしてしまう点もデメリットの一つです。

タイヤチェーンを巻く場合は、後輪の2輪に巻きます。MRは回頭性が良い反面でグリップを一気に失ってしまいやすいため、慎重に運転する必要があります。
※車種によってはチェーンを装着する側のタイヤが指定されている場合があります。必ず取扱説明書を読んで指示に従うようにしましょう。

このページ『MR(ミッドシップ)車とは』をメールで送る

« 前の記事へ

次の記事へ »

トップページへ