【追い抜きなし】で時間短縮する運転術

【追い抜きなし】で時間短縮する運転術

運転の時間短縮術

 

■移動時間をコントロールするのがうまい運転

「上手い運転」とは上手さを見せつける運転ではありません!
どうだ!と言わんばかりにハンドルを切って、アクセルを踏み込む運転では決してありません。

そうではなくて、見た目は安全運転なのに、なぜかいつも「早く着く」こと。
そして、

  • 渋滞に巻き込まれない
  • 信号にあまり捕まらない

ということ。
つまり、スマートな運転こそ、上手な人の運転です。

筆者の経験でいえば、「これが上手い人の運転か!」と唸らされたことがあります。
その日、いつも通勤に使っていたルートをたまたま、同僚の車に乗って彼の運転で仕事に向かいました。
いつもの白いセダンのマイカーではなく、会社のワンボックスカー。
同僚も、運転歴は自分より2年浅い程度で、ほとんど差はありません。

いつもなら60分掛かる道のり(早いときは50分、混んでいる日は1時間少々)なのですが、途中いつもの道から少し外れて、彼は畑沿いの道を通りました。私には、初めての道でした。農道の景色をしばらく眺めながら「こんなのどかな所があるのか」などと思っていました。そのうち、いつのまにかいつもの道路に出て、気づけばもう会社の目の前です。結局トータルで40分ほどで会社に到着したことに驚いてしいました。感覚としては「ワープ」したというか、狐につままれたような気分でした。感心して、思わず会社に着いてから地図をしばらく見返してしまいました。何しろ、「60掛かるもの」として毎日通勤時間を確保していたものが、15分違うんです。たかが15分ですが、朝の15分は大きいです。慌ただしい朝が少し「優雅にコーヒーでも」となるかも知れません。それも、毎日のことだから、この差は大きいです。

しかも、彼の運転は別に「粗い運転」ではなくて、信号も黄色になりそうなタイミングでは必ず止まるような、慎重なものでした。
だから余計に、その移動時間の短さに驚いてしまいました。


■移動時間を短縮できる法則がある

まず勘違いしやすいのが、「スピードを出せば早く着く」という考えです。
そして、それを体現するがごとく、急ハンドルで、車線変更を繰り返している車が見られます。
信号待ちの間もソワソワして、青に変わると同時にレースのごとく「ブォーン」という音とともに走り出します。
あなたにも「急がなきゃ!」と思ってそんな運転をした経験はありませんか?
焦れば焦るほど、目を三角にしてハンドルをギュッと握りしめてしまうもの。

しかし、残念ながらそういう努力はほとんどの場合ムダです。
なぜなら、道路上ではそういう小手先の努力とは別の次元の、もっと大きな「法則」が働いているからです。
その法則に逆らって、必死にハンドルとアクセルをこじらせても意味はないのです。

そうではなくて、道路上の交通を支配している法則をよく知って、それを利用することです。
そうすれば安全かつ確実に、ほかの車よりも早く到着することが可能となります。

 

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■誰でも「上手い運転」になる

上手いと言われるような運転とは、どのようなものでしょうか。
ハンドルを動かす手つきがスムーズ?車庫入れが1回で決まる?発進・停止がなめらか?
そういう技術的なことももちろんあるでしょう。
しかし、一般に運転しない人がドライバーに期待しているのは、そういう初歩的なことではなくて、「事故を起こしたり危険な目に遭わずに、早く目的地につくこと」でしょう。これは同乗する人たちだけでなく、道行く歩行者など第三者からの視点でも言えることです。交差点に猛スピードで突っ込んでくる車を見て、決して上手いとは思いません。むしろ、歩行者や自転車への配慮がある、余裕のあるドライバーの方が、上手いと思われます。

「そうは言っても、こっちは時間に間に合いそうもないから急いでるんだよ」
そういう状況になることは、きっと誰にでもあるでしょう。

そんな時は確かに急がなくてはいけないかもしれませんが、その「急ぎ方」が大事なんです。
急ぐからと言って、スピードを上げる運転では効果を望めません。
そして、

  • ナビがあれば良いというものでもありません。
  • 地図が読めないとダメというものでもありません。(初めての道ではなく、毎日の通勤に使う道なら、誰でもわかるはず。毎日の道ほど効果があります。)
  • ただ単に「道路に詳しい」というだけでもダメ(道路は生き物。刻々と状況は変わります)

 

そうではなく、交通に対する知識が重要になってきます。「道路上の交通を支配している法則」を知ることです。
その知識を得るために、いままで経験則によるしか方法がなかったのが実情です。
運転する仕事を始めて、何年も掛けて「渋滞しやすいポイント」を知る。
毎日の通勤で、道を探索して、より早いルートを見つける。
そういう実体験を元に、ルート選びの基準としている方がほとんどです。

そのような時間を使わないように、距離を多く走るドライバーの経験則をまとめたのが本書です。実際に年間約100台の車を、1台あたり30Km~80km位の道のりを走りながら、所要時間の差をShift-UP Clubで研究した結果を、それぞれ法則としてまとめました。行き帰りの電車やバスなどを含めて、いかに効率的に時間を節約するか、生きた時間を作るかという点に焦点を絞りました。徒歩や自転車での移動においても、普遍的に当てはまることがたくさんあります。

 

そして、本書を一読して、移動時間に差が出る仕組みと、より早い運転方法を知れば、変化が起こります。
まず、時間短縮の効果は大きいものです。仕事で運転する方のみならず、「ただの待ち時間」は誰もが避けたいところ。

中には、「たかが1分や2分、早く移動したところで何か得があるの?」と思う人も多いでしょう。確かに、目くじらを立てて急いだところで、1分や2分早く着いても意味がないと思うかも知れません。でも、チリも積もれば山というように、1日に1分の差でも、毎日1ヶ月となると30分、1年にすると360分、約6時間もの時間になります。もし、急いで移動するつもりは無いという人でも、一体何が「時間差」を作るのか、知っておいても損はないはずです。むしろ、ゆったりと行動しても、焦って先を急ぐ人よりも結果的に早い可能性があります。

さらに、運転自体が、余裕のある安全運転に変わる効果も見逃せません。なぜなら、焦りからくる「急発進・急加速、急ブレーキ、急ハンドル」は、時短効果がほとんどないことが分かるからです。そして、どのように運転すれば時短効果が見込めるのかが分かります。頭で完全に理解すると、運転そのものが変わってきます。

事故すれすれの運転を続けるのではなく、ぜひ一度本書を一読されてみてください。
早く覚えれば、それだけ長く続く今後の車生活で時間節約効果が大きくなります。

●主なコンテンツ

  • バス自転車の例に見る、時間の差
  • 時間はチリも積もれば山となる。自宅の鍵に見る無駄な時間
  • 時間は後ろずらしに遅れていく
  • 出発時間の違いで何が変わる?
  • 信号と一時停止、どちらを選ぶ?
  • 大切なのは速度?いいえ、もっと大切なものがあります
  • 道路を規定するものとはいったい何?
  • 欧州に見る解決策
  • 焦らないための考え方
  • 時短の急所はココ
  • ショートカットとは言うけれど
  • 出発前に所要時間はほぼ決まる!?
  • ナビはなぜ早い道を教えてくれないの?
  • 電車やバスの攻略方法は?
  • 自動車レースでも応用できる
  • もちろん一番大切なのは安全
  • 基本となるのは確率、とくに「大数の法則」

※実際の目次の表記とは異なります

 

●編集者からのメッセージ

 

 

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浜崎橋はなぜ渋滞するのか(2006/ニッポン放送/扶桑社)」という本を読んだドライバーも多いかも知れません。渋滞にうんざりして、何とか回避したい一般ドライバーや、職業柄渋滞を避けないと仕事にならないプロドライバーまで、読者層は広いようです。TBSラジオでも宣伝していたので、発売直後は書店でも平積みされていました。

「レインボーブリッジが5km渋滞したら避けろ」とか、「葛西~堀切は環七より首都高」とか、意外なポイントが指摘されていて、JATIC道路交通情報センターが監修しているだけあって数字に基づいた渋滞回避路が紹介されています。しかし、どちらかというと首都高や一般高速といった有料道路を中心に解説されていて、もっと一般道のことを知りたいという方も多いのではないでしょうか。

本書ではこうした高速道路特有の渋滞によるムダ時間を回避するだけではなく、一般道にも適用できる走り方(正確には”経路の選び方”)をご紹介しています。

例えば、足立方面から葛西・有明方面へ向かうには「三つ目通りを使う」というのが同書の紹介するところですが、実はさらに早く行ける一般道があります。こうした道を見つけるための基本的な考え方、原則を本書では主にご紹介しています。

早い道を知っていること、もしくは「どういう条件の道なら早い道と言えるのか」ということを知った上でルート計画を立てられることは、このうえない強みになります。まさに、「知っているか、知らないか」だけの違いで、自分が使える時間が大きく変わってしまう訳です。

本書の参考文献:
Traffic: Why We Drive the Way We Do (and What it Says About Us)
WLLN: Weak Law of Large Numbers

 

●”追い抜きなし”で時間短縮する運転術

 

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冊子版(DVD付属) 6,400円(税込・送料別)

クリアファイル入り。

「一刻でも早くつきたい」「となりの車を出し抜きたい」「運転がうまいことを見せつけてやりたい」「速さを同乗者にみせたい」
少しでもそのように思ったことがある方にこそ、おすすめです。その答えが見つかるはずです。

 

 

●PDFデータ版(今すぐ読みたい方はこちらよりどうぞ)

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