ATに慣れ過ぎてMTだと失敗しそう
絶対エンストしてしまいそう
これからAT限定解除の教習を受けようとしている方には、いろいろな事情があることでしょう。
ある方はトラックやバス、あるいは会社の営業車で、MT車を運転するという仕事上の理由。またある方は、海外赴任する先がMT車ばかりで、国際免許取っても結局現地で運転できないという理由。また、本来はMTコースで教習を受けていたのに、教官からの指導でAT車に転向するように言われて泣く泣くAT限定で免許を取ったという事情の方もいます。
いずれにしても、限定解除に臨む方に共通する不安というのがこちらです。
いずれも、AT車にはない、MTならではの特徴に馴染めるかどうかを不安視するものです。
AT車と違うクラッチ操作とシフト操作
これは、AT車の運転歴が長ければ長いほど、MT車に乗った時の違和感が大きくなるため、この不安を抱く感覚はある意味で正しいものです。むしろ、教習所を卒業してAT限定免許を取得したばかりの人の方が、AT車の運転そのものに慣れていないため、MT車の操作も独自の思い込みがないため比較的スムーズに習得できます。
さらに、これらの不安を持って限定解除の教習を受けると、意外と教習自体はすぐに終わって免許が取れてしまうことが多く、これがさらなる悩みを生んでいます。つまり、十分にクラッチ操作(特に半クラッチ操作)を練習させてもらう前に卒業してしまい、結局MT車を自由に操作する自信が持てないまま卒業させられてしまうのです。その結果「いきなりMTで車を買う”踏ん切り”がつきません」という相談が頻繁に寄せられることになります。もうエンストしないぞ、という自信がまったくないまま卒業してしまっているのです。これでは、本当の意味でMT車に乗れるとは言えません。
MT車の練習時間は大幅に短縮できる
このように、限定解除で不安を感じている方に有効な処方箋は、たったひとつ。それは、つぎのステップを踏襲してマスターしていくことです。
- ステップ1AT車との違いを知る
- ステップ2発進(平地)を完全にマスターする
- ステップ3ギアチェンジのタイミングを習得する
これらの下知識や予備練習といった、手順を踏んだ下地を踏めば、必ず最短でマスターすることができます。やみくもにギアやクラッチを何度も動かしたところで、本質は掴めませんし、ましてやコツをつかむこともできません。
MT車の最初の関門は発進操作
まず、AT車での運転歴が長い方ほど、ATの動きが体に染みついていますので、MT車の動きに対する違和感を拭うのに時間が掛かります。このためには、ATとMTで何が違うのか、という事実を認識しておくことが非常に大切です。
次に、MT車でのハイライトとなる発進操作を、百発百中で成功できるようになるまで練習することが必要です。これは何も考えずただ練習するだけでは、膨大な時間が掛かってしまいます。ところが、Shift-UP Clubが開発した練習方法に従えば、10~20分程度の練習でコツをつかむことができます。手順を試すことで、ひとたび理論を頭で理解すれば、エンストすることは絶対になくなります。
ここまでくると、MT車で大きなミスをすることはグッと少なくなりますので、落ち着いてギアチェンジの技術向上に取り組むことができます。まずはシフトアップをスムーズに行うこと。最適なタイミングとムダのない操作を学びます。ギアチェンジの理論を理解すると、シフトダウンも練習次第でうまくできるようになります。この段階に到達すると、MT車はただひたすら「楽しい」存在になることでしょう。いままで教習所の教えや独自の練習で苦しんでいた方は、悩んでいたことが嘘だったように感じるはずです。
既に限定解除で結果を出している方の中には、女性も多くいらっしゃいます。難しいと感じるのはイメージだけで、何をどの順番でやるかが明確になった方にとっては決して難しいものではありません。限定解除はギアとクラッチの操作、特にエンストしないコツをつかむのが大事です。ぜひMT車の運転技術を磨いて、自信を深めてください。
失敗しない、AT限定解除マニュアル
クリアファイル入り。
実際にメンバーが限定解除にチャレンジして、そのポイントをまとめMT車攻略マニュアルから、必要なエッセンスを凝縮
仕様
サイズ | B5タテ |
材質 | ポリプロピレン |
寸法 | 267×215×15mm (ファイル外形) |
付属品 | ー |
電話・メールサポート | 有り |