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いざ新車購入!AT車とMT車で迷ったら、ディーラー試乗を活用

運転中イメージAT車とMT車
運転中イメージ
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AT車にするかMT車にするか迷ったら?初心者でもディーラーに試乗に行こう

新車を買うことになって、

ホントはMTに乗ってみたいけど、乗り慣れないし、坂道発進が怖いからATにしよう


という方は多いのではないでしょうか?大きな金額の買い物ですから、後悔のないように選びたいものですね。そこで、AT車にするか、MT車にするか迷ったら、両方ともディーラー試乗で実際に乗ってみることをおすすめします。初心者だからと言って臆することはありません。

ディーラーでの試乗と言えば、”購入する前提”でのもとだと思っている方も多いと思います。 買う車種もグレードもほとんど決めて、商談を進めていって最後に試乗するという方も多いのではないでしょうか。
試乗の位置づけとしては、「車庫に入るかどうか」「運転席からの見切りはどうか」「実際の運転感覚はどうか」という点を確認するということになるでしょう。

自分の身体にしっくり来る車かどうか

意外と軽視されがちですが、実際には大切なこととして、その車の「運転のしやすさ」「体へのなじみ具合」といったことがあります。デザインや使い勝手の面で若干しっくりこないことがあっても大きな問題にはなりませんが、運転のしやすさについては、最悪の場合事故につながり兼ねないポイントです。

例えば、シートポジションとハンドルの位置、ペダルの位置、視界の高さなどが、自分の身長や座高、腕の長さ、足の長さなどに「しっくり来ている」状態でないと、長く運転するには向きません。いくらシートポジションを合わせても、体にきちんと合っていないと長期間運転する中で腰を痛めてしまったり、首を痛めてしまったりということが起こり得ます。また、例えばリアガラスの面積が小さくて後続車が遠く見えるとか、サイドピラー(窓枠に当たる柱)が邪魔で左右を確認しずらいとか、そういうことが運転のしずらさにつながることもあります。自動車メーカーは、どんな体型の人にも合いやすいように設計していますが、洋服と同じで、フリーサイズがぴったりとは限りません。シートやハンドルを調整しても、どうしてもしっくりこない車はあります。

これは、ある程度の時間を実際に運転してみないことには分からないことです。しかし、実はここが車選びで一番大切なポイントです。事故になるかどうかという、いざという時に分岐点となるのは、とっさの操作です。ハンドル・ギア、ペダルと言った操作を、いざという時でも正確に行うためには自分の体型になじんだ状態にある必要があります。これを試す上でも、早い段階での試乗は大切です。

MT車の操作練習にも活用

そして、MT操作に馴染みがない方でも、ディーラーでの試乗を練習がてら活用してみては如何でしょうか。乗り慣れない車種ですから、最初からうまく運転できるとは限りません。でも、不安を感じてAT車のグレードにするのではなく、試乗車で練習をして、時にはディーラー担当者に操作法などを聞いてMT車に慣れるのが良いでしょう。

ディーラー担当者にとっても、その車種の操作方法を伝えるのはの仕事のうちですし、実際に車を運転してみた方が、その車種の魅力を一番良く伝えられるということを十分理解しています。ですから、「MT操作が不安だから」とか「買うわけではないから」と言って、試乗を活用しない手はありません

MT、ATの違いだけでなく、それぞれのグレードについても、気になっている車種についてはなるべく試乗し、良く乗ると思われる道路を試乗させてもらうようにしましょう。

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